2000年6月1日、中央本線中野駅にて。
中央・総武緩行線西船橋行きとして発車を待つ、205系ミツ21編成10連。
23年前のきょう。
中野駅で撮影していたなかに、こちらの編成が。
205系ミツ21編成、クハ205‐103以下10連。
この当時の三鷹電車区には、黄色い帯を巻いた中央・総武緩行線用の205系が10連3編成在籍していた。
このミツ21編成は、もともと中原電車区(当時)に所属して南武線の運用についていた6連に、浦和電車区(当時)で京浜東北線の運用についていた10連から抜かれたモハユニット1組+サハ2両を組み込んで10連化したものだった。1993年に10連となって三鷹へ移り、その後9年にわたり、中央・総武緩行で走っていた。
当時の中央・総武緩行は、まだまだ103系が走っていたほか、試作車の900番台や量産最終ロット車を含む201系が走り、さらには209系500番台やE231系0番台といった幅広車体の車両が続々と投入されつつあって、バラエティに富んでいた時期。そんななかで205系は少数派であり、見かけるとやはりレア感があったなぁと。
ミツ21編成はその後、2002年に帯色をピンクに変えて京葉電車区(当時)へ転属し京葉線で活躍。2007年にモハユニット1組を川越車両センターへ供出したあと、残ったモハユニット2組の5000番台化を経て武蔵野線用8連となり、2018年の廃車まで活躍。廃車後はインドネシアへ渡っている。
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