久大線の新しいD&S列車に、「いさぶろう・しんぺい」を転用・・・。 | 遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

遠森一郎の「ゆるっと写真雑記」

写真一枚から、ゆるっと文章でも書いてみます。

2022年3月13日、門司港駅にて。

博多からの「しんぺい92号」で到着した、「いさぶろう・しんぺい」のキハ47-9082。

 

JR九州が昨日10日、久大本線を通る新しいD&S列車を、来年2024年春頃に投入すると発表した。

詳細はまだ不明だが、車両デザインは水戸岡鋭治氏のドーンデザイン研究所ではなく、鹿児島市の建築デザイン会社「IFOO」が手掛けるという。

2019年に設立された「IFOO」は、「時間の中に埋もれた価値に光を当てる」ことを理念として、リノベーションを中心とした建築設計を手掛けており、JR九州から、ローカル線の駅を活用した街づくりにとりくむ「九州Dream Station にぎわいパートナー」の認定を受けている。その一環で現在、霧島神宮駅の駅舎改装にとりくんでいるとのこと。

 

今回、新しく走ることになるD&S列車は、「ゆふ高原線の風土を感じる列車」というコンセプトということで、沿線の食や歴史、伝統、自然を五感で感じられる列車になるという。

新しいD&S列車は3両編成になるらしく、現在武雄温泉~長崎間で運用中の「ふたつ星4047」と同じく、中間の1両はラウンジ車両となる模様だ。

 

で、その改造種車として、「いさぶろう・しんぺい」が転用されることになるという内容が、一部報道で書かれていた。

「いさぶろう・しんぺい」用車両としては計3両が改造されていたが、そのうちキハ140-2125は、既に「ふたつ星4047」の中間ラウンジ車両・キシ140-4047へ改造・転用済み。今回は、残るキハ47-9082+8159の2両が転用対象ということになる。中間のラウンジ用車両は、他のキハ40系列からピックアップしてくることになるのだろう。

2020年7月の豪雨災害で肥薩線の八代~吉松間が運休のままとなっており、「いさぶろう・しんぺい」の車両は博多~門司港間で「出稼ぎ運用」を行うなどしてきていた。

肥薩線の復旧の話が進まない中、吉松以南を走っていた「はやとの風」の2両が「ふたつ星4047」へ転用となり、「いさぶろう・しんぺい」についても今回、転用対象ということで・・・「SL人吉」運転終了の件もあるし、肥薩線の今後がますますもって気にならざるを得ないわけだけどね。

 

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