国鉄・JR【車掌車・操重車】~碓氷峠 鉄道文化むら~ | 昭和の鉄道写真&平成からの再出撃

2017年10月21日(土) 碓氷峠 鉄道文化むら 撮影分からです。

 

 

続きです。

 

 

 

 

 

 

■ヨ3000形  ヨ3961。

正面入り口近くに展示されている車掌車。

これといって“花”がある車両ではないが、

展示場所からもその人気ぶりが分かる。

 

 

 

 

 

■ヨ5000形   撮影:昭和50年 東海道貨物本線 鶴見駅付近。

車掌さんが乗務する貨車が「車掌車」。

この「車掌車」も1985年3月14日のダイヤ改正で原則消滅。

防護無線の発達で 後方防護の必要もなくなった。

 

 

 

■ワムフ100形  撮影:昭和50年 岡山 旭川橋梁

車掌さんが乗務して しかも荷物も積める貨車は「緩急車」。

元々は貫通ブレーキが全編成に普及していなかった時代に

制動手が機関士の警笛を合図にブレーキを掛けていた。

中には無蓋車の「フ」もあって、危険な職場だったらしい。

 

「フ」という記号は 「ブレーキ」の「ブ」の濁点がなくなった記号。

 

 

 

 

 

 

■ヨ3961。 観察してみます。

 

 

◇床下にあったはずのダイナモ(発電機)が無いです。

ダイナモを回すベルトが通っていた部分は車軸に残ってますが。

 

 

 

 

■ヨ6000形。

3枚窓が特徴のヨ6000形のNゲージを持ってます。

その実車が。。。

 

◇ヨ6786。 那珂川清流鉄道保存会にて。

ここで観察した床下には。。。

 

◇北上貨車区と書かれたダイナモ。

車軸とベルトで繋がってます。

寒冷地ではベルトが凍るので、

その代わりに「軸」で繋がっていたそうです。

 

 

 

再び鉄道文化むらの ヨ3961の車内。

原形をとどめていませんね。休憩所になってます。

 

 

◇ヨ6786。 那珂川清流鉄道保存会。

ちょっと暗いですが こちらがほぼ原形。

 

 

 

 

◇ヨ3961の外観。

手ブレーキ。

 

◇手すりには 滑り止め。

 

 

◇全く飾りっ気の無い辺りも 人気の秘密かな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ソ300。

「操重車」という貨車。

読んで字のごとく“重量物を操る”。

「貨車」という分類だが、ディーゼルエンジン搭載で自走出来る。

床下中央の白い部分がエンジンです。

鉄道橋の架け替え工事等に使用するクレーン貨車です。

 

 

◇外観を観察します。

 

 

◇「東チタ」:東京支社 田町車両センター。

 

◇「貨車」だけどディーゼルエンジン搭載なので、日立製。

 

 

 

◇車軸は4軸+4軸×2セットの16軸。

 

 

◇4軸+4軸と車体の接合部分。

ん~~ん、よく見えないな(・_・;)

 

 

 

 

◇東京工事事務所。

現在、稼働中の「クレーン貨車」は。。。

 

◇MULTI TASKER 810N   撮影:2015年9月21日 東神奈川駅

ドイツ製だそうです。

こちらは自走できないので、専用の動力車が連結されてました。

こちらも 東京工事事務所所属。

 

 

 

 

 

 

◇「クレーン」の部分を観察します。

油圧駆動装置で歯車を回してクレーンが前に出てくる。

 

 

◇「東京工事事務所」と書かれている部分がクレーンアーム。

 

◇前に出たままでは傾いてしまうので ちゃんと「足」もあります。

 

 

◇クレーンの部分を下から。

 

 

◇クレーン先端部分の「ツメ」。

ここに橋梁を吊るすんですかね。

実際に稼働しているところを見てみたかったです。

 

 

 

動画サイトで ソ300のNゲージを見た事はあるが、

やはり実物は 圧巻(^_-)-☆

 

プラモデルとか 発売されないかなぁ、と期待してます。

 

 

続きます(^_-)-☆