ブログをやっていると、コメントやメッセージをもらうことがよくあります。

病気本人の方はもちろん、私と同じく家族の立場の方、

それに、医療者の方などなど・・。



人それぞれの意見なんですが、

「あー、私って視野が狭かったんだなあ」って気づくことがたくさんあって、

すごく嬉しい。

とくに、自分と反対の意見の人の話は、参考になります。

耳が痛いことも多いけど、やっぱりうれしいな。



だけど、だけど、苦手なのが「スピリチュアル」。

どうして、精神系の病気は「スピリチュアル」とむすびつきやすいんだろう。



先日、「霊能者」というひとからメッセージがきました。

なんかね、私や家族がこの病気で苦しんでるのは、

理由があるからだって。



そりゃ、理由はありますよ。

脳の分泌異常っていうれっきとした病気なんだから。

体の病気と何も変わらない。



それなのに、努力で治るとかそういうの、すごく違和感。

もちろん努力は必要だけど、「霊能」はいらない、というか関係ない。



お守りとしてストーンを持つとか、そいうことはいいと思うんだけど、

なんかね、「スピリチュアル」には色んな人がいて、

ちょっとでも「オカルト」が入ると拒否反応を感じてしまいます。



もちろん、そういったもので良くなる人もいるのだと思う。

だけど、それを一般化するのはね、、、どうも苦手。



うーん、本当に苦手。


病院でたまに会う統合失調症の方が、「電車が一番苦手」と

おっしゃっていました。



その方が言うには、「勝手に降りられないことがストレス」なんだそうで、

特に、満員電車だったり、近くにうるさく話す集団がいたりすると、

気持ちが乱れやすくなる、と言っていました。



姉は、最近はほとんど電車に乗ってないみたいなのですが、

うるさい環境は、かなりかなり嫌いです。



というよりも、「強制的な騒音」が苦手なのかな?

「音量」自体はあまり問題ではない様子。



ときどき、爆音のヘッドフォンしたりしてますから・・

そういうときは、「シャットアウト」と認識してますがそれで正しいのかな?



しかし、電車に乗らないと移動ができないわけで、

ほんとうに困るよ、とこぼしていました。



確かに電車って、隣に誰が座ってくるかコントロール出来ないし、

混んでいれば、そこから逃げられないから、

普通に考えてもストレス状況ですよね。



電車で不快な経験をした、という人は多いと思います。

私もあまり好きな乗り物ではないですし、

満員電車など、他人とやたら接触させられるのが結構苦痛です。


上記は、いつも記事を読みに行っているkyupin先生のブログから、

提言をお借りしました。



この言葉は結構考えさせられました。

精神科病棟にいた時、何度となく目にした光景だったりして・・。



しかし、kyupin先生から見ると「お世話」だったとしても、

患者さん側からしたら、「お世話」というカンジじゃなくて、

普通にお話したり、仲良くしようとしたりした善意の中で、

なんとなく巻き込まれてしまうんではないかな・・・と。



「病気を直しに来ているんだから、

他の患者さんと親しくしなくていいんですよ」

と言われたとしても、



本当にそのようには出来ないような気がします。

だって、相手から来ることもあるし、

何しろ、病院は「生活の場」なので、他人を完全に避けるのって

不可能ですよね。



どうしてもそこで、「関係性」ができてしまう。



患者同士だから分かり合える、というのは、意外と難しくて、

時にバランスを崩してしまうことがあるような気がします。



病院っていうのは、治療をする場ですが、

いろいろ面倒な問題も発生する場であると最近思っています。



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