なんだかなぁ・・・と思いつつも、書いたりして。
ちょっと古い記事なんですが、こんなのを見つけました。
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統合失調症の約2割が「カルボニルストレス性」であることを発見
(別ウィンドウが開きます)
なんで東京都のウェブサイトに載ってるんだろうと思ったら、
都の研究所の発表だったんですね。
この記事をパッと見た時に、
「そりゃあ、ストレスがかかれば発症のきっかけになるよなあ」
なんて思ってたんですが、
問題は、「ストレス」ではなくてこの「カルボニ」の部分。
これ、何だと思いますか?
カルボニというのはカーボのこと、すなわち、
炭水化物=糖質のことなんです。
「最終糖化産物」がこの病気の発症に関与している、
というのが、研究発表の趣旨なんですが、
「最終糖化産物」というのは、ようするに、食べ物で取り入れた、
糖質やタンパク質なんかが、いろんなものと結びついて、
まるでコゲや固まった水飴のようになって蓄積する、
といわれてます。
それが、高血圧や成人病のリスクを押し上げるのだと。
この論調、最近結構流行っていて、
健康意識の高い人の間ではわりと有名ですよね。
だから、「ローカーボダイエット」とか、「ノンカーボ」とか言うのが
人気なわけです。
要するに、
糖質や炭水化物はたくさん取らないほうがいいよ、ということなんですが、
それが、統合失調症まで関与してくるとは。。。
素朴な疑問としては、
糖質や炭水化物という食品が出てきたのは最近なのにもかかわらず、
統合失調症の発生率は全人口の1%とずっと変わってないわけですから、
あまり、関係ないんじゃないの?と言いたくなったりしてます。
でも、
「炭水化物を抜くと調子がいいのよね」
という話を沢山聞くので、考えさせられる部分はたしかにあります。
でもさすがに、突拍子もない話しに聞こえますが。
それに、「2割」って大きすぎると思いませんか?