中学、高校の思春期になれば、親と違う考えを持って、たてごとをつくようになる。反抗する子に、親はつい親風をふかしてしまう。時代の違いは大きく理解に苦しむみ合う。一週間ほど前にも、そうした女の子の苦しむ生活をテレビドラマで見て、いたたまれなかった。
親との葛藤から両親の働きにでたあとに家に帰り、眠り、親の帰る時
間に家を出て真夜中に、さまようのである。このままほっといていいのですか? 多くの方が心を痛めたと思います。
昔ならもうこの年になれば、大人の生きる道の修業をする大切な時期なのです。自分の生きる道を考え、少ないお金をもらって、生きて行ける手に職を身に付けていく、大切な時期なのです。世間も又そうした見習いがいてこそ安心の後継ぎをそだてていたのです。
しかし今はどうでしょう? 色んな職業の道を身に付けないといけない時期に全ての子を大学に行かせてしまっています。 色々な職業が有ってこそ、人は豊かにくらせていけるのです。目的を持って大学に行く方はいいのですが、芸事は6歳6か月からと言われているじきを逃してどうするのですか?
私は今で言う中学出です。小4年で戦争がひどくなり、5年生で田舎へ疎開しましたが そこの学校も日本の軍隊に全て取られ、全校生徒は出征兵士の家の畑仕事でした、6年生で終戦になり女学校に入った時の教科書は多くを塗りつぶされ、その上、戦後の軍事工場の後のがれきのかたずけでした。 しかし私は大社長グルーブに、この日本の先はどうなるかと言うお話をして驚かれました。働いていてこその先を見る目があり、知恵があるのです。破天荒の子こそ日本を救う社長の卵と思います。そうした大切な子達をすくいたいのです。