まず以下を音読してみてください。
The day there`s a meteorite heading toward the earth and we have thirty days to live, I`m going to spend it eating butter. Here`s my final word on the subject: "You can never have too much butter."
toとtoo、発音は同じでしょうか?
辞書で確認してみてください。
いずれも発音記号は tuで発音は同じです。
では映画のワンシーンを見てtoとtooの発音を確認してみてください(0:37-0:51秒)。
このセリフでは、toは2回、tooは1回登場します。いずれも発音記号は tuですが、この3つは同じに聞こえるでしょうか?
同じに聞こえる場合は、何度か集中して聞いてみてください。
thirty days to liveーtは聞こえますが、tuというよりもtə
going toーtはほとんど聞こえず、tuというよりもdə
too much butterーtu
と聞こえないでしょうか?
əはschwaと呼ばれる発音記号で、弱く、あいまいな音です。tuがtəやdəになるのが、こちらの記事で触れた「リダクション」になります↓
schwaを発音すれば、スピーチにリズムが生まれますし、時間も短縮できます。ですが、学校などではtoは普通tuと習うでしょうから、発音のクセを変えるのは簡単ではありません。toをtuと発音しても意思の疎通はできるので、無理に使う必要はないですが、もしそのクセを変えたいならシャドーイングがおすすめです。