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アボカドと果樹のブログ

-アボカドなどの熱帯系果樹を趣味で育てています-

収穫1か月前のアボカド『ズタノ』の様子です。

今まで何度か結実していましたが、果実が虫に食べられたり台風(暴風)に飛ばされたりで、なかなか収穫までたどり着けなかった品種です。

 

アボカド『ズタノ』

ズタノの特徴は

・開花時期が早く開花量も多い。

・樹形は直立し樹勢が強い。

・耐塩性、耐寒性が高く(マイナス4℃)種子は台木に用いられる。

といったところでしょうか。

 

果実自体まだ食べたことはありませんが、あっさり系で油分は多くないという噂です。

このズタノ種を入手したのは12年位前ですが、当時の購入苗は台風(暴風)に根元から折られる等トラブル続出でした。

真っすぐ上に伸びる樹形のため強風に弱いのでしょうね。

 

木が育っては倒れを2度ほど繰り返し、苗木を作り直しては植えること3度…。

時間だけが経過しまいました(-_-;)

 

残り1か月、順調に果実が熟成されるようお祈りしています。

実家の極早生みかん作業が一段落したので、今日は久しぶりにアボカドを観察する時間がとれました…。

 

今回はアボカド『ハス』です。

 

 

「あ、いつもスーパーで見るヤツね…」って思いましたね。

 

確かにスーパー等で販売している品種です。

しかし

この品種が誕生したことで、アボカドが世界中に流通し多くの人に認知されることになった訳なので本当に凄い方です。

 

凄い方ですが、耐寒温度がマイナス2℃程度とちょっと中途半端…。

そのため国内の露地栽培では場所を選ぶことになりますね。

 

しかし、世界中で栽培されているだけあって、環境次第では圧倒的に着果がよいです。

 

ですが油断は禁物。

↓摘果しないとこんな感じに…

 

小玉の果実が大量に出来て、樹体は大量の果実を養うことになり徐々に弱ってきます(-_-;)

やっぱり摘果は大事ですねぇ…。

アボカド「メキシコーラ」の果皮が緑→黒に変わってきました。果実全体が黒になったら収穫します。3月末あたりから開花が始まっているので、およそ6カ月で収穫になる計算です。

 

アボカド【メキシコーラ】

 

私のメキシコーラは定植からちょうど10年が経過しました。

栽培6年目の頃に着果過多で元気をなくしていましたが、カットバックして養生したところ2年かかりましたが完全復活しました。

葉果比って大事ですね。アボカドは50:1とか80:1などの情報を見たことがありますが、健全な果実を育てるには葉数の管理からと痛感しています。

 

耐寒性に余裕があるためか、アボカドの中では安定して実が生る品種だと思います。寒さで落葉するなんてことも経験がないです。さすが耐寒性最強の純メキシコ系品種と言ったところでしょうか。

 

1個お試し収穫しました。

今年の収穫第1号!お味はどうかな!?