アボカドと果樹のブログ -2ページ目

アボカドと果樹のブログ

-アボカドなどの熱帯系果樹を趣味で育てています-

 気がつけば10カ月ぶりの投稿です。

 

 去年の年末あたりから柑橘系の仕事に関わる事が多くなったため、アボカドの管理に時間があまり確保できずに時間だけが過ぎてしまいました。

関わる時間が少なくなると記事を書く気持ちも下がりますね。

反省…(^^;)

 

しかし、アボカドは完全に放置されている訳ではなく最低限の世話は継続しています!!

 

そして、1カ月前からアボカド メキシコーラを少しずつ収穫しています(^^)

 今日は最後の収穫ということで画像に残しました。

 

 メキシコーラは100g程度の小玉品種と言われていますが、今年の収穫サイズはおおむね100g~240g程度でした。この画像のアボカドは収穫後に計量したところ270gありました。

メキシコーラとしてはかなり大きな部類だと思います。

 私がアボカドを栽培する東紀州地域は、本州ではかなり温暖な気候のようです。

メキシコーラ等の極早生系品種は、収穫後も樹勢を回復させる期間を確保できるため、隔年結果は起きていません。

アボカド【Unknown】の収穫前の様子です。

ヤフオクで偶発実生の苗という話で入手してから10年経過しました。

【偶発実生】両親または片親が不明である実生で偶然見つかり優れた形質を持つ果樹

Unknownはハスの種子からの繁殖という説明ですが、どちらかというと果皮の質感等は「フェルテ」に近い印象です。

収穫は年末~年始にかけておこなっています。

 

アボカドUnknown

玉ぞろい着果率もなかなか良いです。

暖冬の年は3月まで樹上にて熟成することも可能ですが、あまり長く置くと最後に破裂します。

この品種を収穫したらアボカドのシーズン終了です。

アボカド『ピンカートン』の収穫が近づいてきました。


収獲を待つアボカド「ピンカートン」

寒波による急な気温の低下がなければ、12月中~1月中頃に収穫する予定です。今年は10月の長雨の影響で多くの果実が落果してしまいました。

ピンカートン固有の性格なのかわかりませんが、長雨が続くと果実内の種子周辺に水が貯まり腐敗する症状がでます。

長雨、台風の後しばらく経つとは腐敗落果したピンカートンが株元に並んでいますね(-_-;)

※写真撮り忘れました…

ピンカートンは私の育てる環境では250~450gの大きさになり、種子が小さいため可食部が多く非常に食べ応えのある品種です。

 

味の方は、スーパーに並んでいるアボカド「ハス」と似ているように感じます。

私自身、初めて食べたときの印象は「高品質なスーパーのアボカド」というものでした(^^;)

エッティンガーやベーコンの様に「風味が全然違うやん」という驚きの感覚はなかったです。

 

↓以前収穫した「ピンカートン」のカット後の様子

 

あと追熟に時間がかかるという特性があります。

ピンカートンは追熟に3~4週間かかります。(環境によってはさらに長く)

アボカドの追熟って1週間~10日くらいのイメージがあるのですが、食べ頃になるまでかなり時間が必要です。

 

クリスマスに食べようと思って収穫しても、お正月も過ぎてしまい、成人の日にようやく食べ頃って感じですね。

着果はいいのですが、収穫寸前まで落果するので徐々に数が減ります…。