アボカド「Unknown」果実の成長 | アボカドと果樹のブログ

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-アボカドなどの熱帯系果樹を趣味で育てています-

早生アボカドの収穫が終わりに近づいてきました。

私の育てる早生品種は「メキシコーラ」「ベーコン」「エッティンガー」です。エッティンガーは2年前の台風のダメージのため今は着果させず、復活に向けてお休み中です(-_-;)

 

この次に収穫を迎えるのが「Unknown」になります。

奇妙な品種名ですが、要するに実生由来の品種です。果実はフェルテに似ていますがハスの実生と聞いています。

種皮の色が11月後半に茶色くなるので12月前半に収穫しています。

(一般的に種皮が茶色になるのは、熟したアボカドのサインと言われています。)

正直、このUnknownの最高の収穫タイミングはいつなのか?よくわかっていません…

 

一度取り残してしまい、樹上で3月末まで保存してしまったことがありますが、果実は美味しく食べることができ果肉に繊維もありませんでした。

早生品種のベーコン等と違い長期保存も可能なようです。

今春は異常な開花量から葉の養分も開花エネルギーに移動し、激しく落葉することで葉無しとなり危険な状態となりました。

 

そのため樹勢回復を最優先と決断し、着果していたアボカドは摘果することで10個ほどになるよう調整しました。(葉がない状態で大量に着果させると最悪木が枯れることもあります…)

今では樹勢も回復し葉面積を確保することができました(^_^)

数は少ないですが、収穫まで1か月ほどの間しっかりと油分を溜めてほしいところです。