和歌山市議会が「瓦礫受け入れ決議案」を可決! | 和歌山市議会議員 戸田正人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

昨日、平成23年2月和歌山定例市議会が閉会し、一般会計予算、特別会計予算、条例改定、人事案件などを含む81の議案を可決しました。


また、「東日本大震災に伴い発生した瓦れきの受け入れに関する決議案」を含む、5つの発議も可決されました。


3月10日のブログにも綴っていますが、被災地の瓦礫処理が遅々と進まず、その事が東日本地域の復興の足かせになっている事実であるならば、全国の自治体は放射性セシウムが安全基準内であると判断された瓦礫は速やかに受け入れ処理すべきであると考えておりましたところ、本市議会で「東日本大震災に伴い発生した瓦れきの受け入れに関する決議案」が発議され全会一致で可決されたものです。


和歌山市は焼却施設余力が年間3万トンあり、瓦礫を受け入れた場合も和歌山市民に負担がかからず、また、受け入れ瓦礫も「科学的な知見により、十分な放射能測定体制を整える」といった条件をつけ、和歌山市民が納得して瓦礫処理ができ、日本国民として東日本の復興を一日でも早く協力できる体制を整える事を願っての決議案と思っています。



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今後は和歌山市議会全会一致の決議案を和歌山市長はどのように受けめ、迅速な行動をとって頂けるのかがポイントです!


ある新聞記事に「諸問題が解決され次第、受け入れ可能か検討していきたい」との和歌山市長のコメントが発っせられていますが、解決され次第という受け身ではなく、市議会での決議を重く受け止め中核市のリーダーとして独自の感性で、スピード感ある行動力をお示しいただきたいと期待したいと思います!