自然界の大いなるチカラを 侮るべからず | todakaclのブログ

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呼吸器内科開業医(救急救命15年/呼吸器40年)
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自然界の大いなるチカラを 侮るべからず

2008-02-17 21:58:53 | 健康・病気

前説:根っ子のHmP・BBSからの引用です。
人間ドックでCT上のブラを指摘されたまま放り出された、40才男性の悩みから始まってます。多分COPD(なかでも肺気腫)を心配してるのでしょう。

 

 

 

 

【喫煙暦もありませんし田舎住まいです】
という文面が気になったもので最後にメッセージを、どちらかというと読者の方々皆さん向けですが。
清く正しければ病気にならない⇔罪深いから病気になった

 

自分や他人を【苦しめる】根源の原始信仰です。

 

 

 

小生なりの死生感で具体例を・・・レクイエム
38才の若さで志半ばで原チャリで事故死した脳外科部長。血の一滴も無く、腕時計も止まらず、畳屋のお兄ちゃん軽トラの一旦停止無視で 頸髄の断裂。生来酒飲めず、徹夜の当直開けの帰宅途上。何百人も救い、その何倍も命を救うはずだったヒト。実の叔父です。なにか、しました?

 

 

 

41才外科系副院長。白血病発症。7年後没。酒・タバコなし。博打、女性問題皆無のマイホームパパ。性格が悪いとヒトの口には登ってたが、小生には有能さを天才を感じれるよきエルダー・パートナーでした。その日が夜勤だったため管理者の先生(やはり友人)と悼む。彼は健康に関しては清かった。

 

 

 

20年前の話。新潟で90後半の古老の口が開かなくなり、いまだ中心静脈栄養法が流布されてなかったため、家族が思いつきに、好んでた地酒を飲ませた。何とそれだけで2年。意識清明なまま生存。かなりすき放題の放蕩暮らしだったとか。

 

 

 

生命、病気・外傷、事故なんて、思うようにならない。それが生物としての人類でしょう。だから、どう受け止めるかに社会人としてのヒトの強さが問われるのです。

 

 

 

問題解決のための、思考・行動とは何か?