実は、熱中症は真夏ではなく梅雨明けがピークとなります。
まだ夏モードになっていない体ですので体温調整がうまく機能しないからです。
体が夏モードになっている8月には熱中症は意外と少ないのです。
2019年の梅雨明けには1日の救急搬送が1000人を超えたそうです。
今年もそういう時期をもうすぐ向かえるのですが、コロナ対策が熱中症患者を増加させる可能性が高いです。
・外出控えで体力が低下し暑さに体が慣れていない
・マスク装着で喉の渇きに気づきにくい
こういった理由が重なり梅雨明けに熱中症患者が急増する可能性があります。
また、各都市でコロナ患者の急増が梅雨明けと重なり、熱中症患者への治療がすぐに出来ない状況です。
新型コロナと熱中症、初期症状が似ているため検査が必要となるからです。
もうすぐ梅雨が明けます。
今年は、例年以上に熱中症には注意が必要です。
風通しのいい服装や、こまめな水分補給、エアコンや扇風機などを十分に意識しながら体を夏に合わせていきたいですね。
毎年、1000人以上の死者がでる熱中症ですが、コロナばかりに意識が向いていると熱中症での死者が今年は急増するように思います。
難病克服支援センター
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