昨年の10月ごろからなのですが、原因不明の筋委縮や脱力、体重減少などの相談が急増しています。
いろいろ検査しても病名がつかないといった共通点があります。
もう一つの共通点は、ここには書きませんが感の良い方はピンときますよね。
いくつかの明らかな共通点があるので、体内で何が起きているのかは何となく想像は出来ています。
行うべきことは、しっかりと異物を出すことと、異物に対しての免疫反応を鎮めることです。
ただ、話を聞くと逆のことをされている方が多く、免疫を刺激するような施術や民間療法を行っている方が非常に多いのです。
「調子が悪いから、体に良いことをしなければ。。。」という気持ちから行っていることが間違っているのです。
要は、免疫が敏感になって過剰に働いている時は下手に刺激してはダメだということです。
多発性硬化症の人が医師から「お風呂で体を温めてはダメですよ」って言われるのと同じことです。
体を温めることで一時的に免疫の働きが活発化し、それが一時的な強い症状に繋がるからです。
ステロイドや免疫抑制剤で免疫機能を低下させるのと逆の行為ですよね。
これは、お風呂で体を温めることが悪いことなのではなく、免疫機能が亢進することが症状に繋がるということです。
要は、免疫が過敏になって過剰に働いている状態の時は、免疫を刺激することで症状が悪化するということです。
本来は体を温める行為は体に良いことですよね。
ただ、免疫が関与している症状の場合は、それらが強い症状に繋がることがあるということです。
症状自体は、治ろうとする証なので怖がることはないのですが、症状が強く出過ぎると体への負担が大きく後なり遺症などの原因となります。
話を戻すと、昨年の秋ごろからの原因不明の体調不良も、免疫が強く関係しているということです。
そして、その部分では自己免疫疾患と同じですので、免疫を刺激するような行為は控えてねってことです。
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過去が未来を変えていく
今の現状に満足していないと「なぜ、いま、こんな状態なんだろう。。。」という気持ちになりますよね。
難病になったとしたら「なぜ、難病になってしまったのだろう」と。
癌の人や自己免疫疾患の人は、発病前に無理をしていたり、頑張り過ぎていたり、ストレスを溜め込んでいたり、食生活や生活習慣が乱れていたり
そういう心当たりというか、病気になった原因のようなことを自覚されている方も多いようです。
それだけ、辛い時期があったのでしょうね。
そして、病気になって初めて、そんな過去を悔んだりします。
病気になるほど、頑張ってしまった、無理してしまった、自分の気持ちを犠牲にし続けた、そんな過去を思い返して後悔しまうのです。
でもね、病気になった原因が過去にあったとしても、それを悔むことはないと思うんです。
もちろん、難病になることは、その事実だけでも辛いことですし、その現状を良しと出来ないのは当たり前のことだと思います。
私も娘が難病になった時は、その事実を受け入れることは出来ませんでしたし、その経験が未来をプラスに変えてくれるなんて思ったこともありませんでした。
しかし、いま感じるのは、病気になったことは辛い事実だけど、それくらい辛い経験をしなかったら気づけなかったり、見直せなかったりすることがたくさんあったのです。
そして、それらを見直すことで、未来は良い方向へと向かっていきました。
難病を克服された相談者さんたちも、病気になって気づけたことは、未来を苦しめるものではなくて、今までの辛い生き方を変えてくれるものばかりだったと言っておられます。
そういう話をたくさん聞くと、自分に厳しい生き方を、自分に優しい生き方に変えていくれる、そんなチャンスでもあるのかなと思います。
過去が今を作るなら、今がどんな状況であっても、今をどう生きるかで未来は変えられるということですからね。
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「2人に1人がガンになる時代、だから早期検査、早期発見、早期治療を!」
そんなフレーズをよく聞きますよね。
いやいや、その前に
「えーっ! なんで2人に1人がガンになる時代になってしまったの???」
「何か原因があるんじゃないの??2人に1人って絶対におかしいよね??何が問題??」
ってなるのが普通ですよね?
なのに世の中の動きは、そうなってませんよね?
早期検査、発見、治療も大切かもしれません。
現状はすぐに変えられませんからね。
しかし、もっと大切なことは、現状に疑問を持って問題点に気づくことですよね。
そして、その現状を変えていこうとする意識ですよね。
こんなことは日常でも会社でも当たり前のようにやってますよね。
だから言うまでもなく誰もが分かっているはずことなのです。
しかも、世の中には、現状と問題点を分析して原因を突き止められるような頭の良い人がたくさんいます。
なのに、なぜ減らずに増え続けるのか?
まるで2人に1人がガンになることが当たり前のようにです。
そして、その現状を受け入れているかのようです。
アレルギーやアトピー、自己免疫疾患や膠原病
そんなものは50年前以前は、ほとんどなかったのです。
IgE抗体が関与するアレルギー疾患が出始めたのは、たった50年前からです。
パーキンソン病患者が急増し過ぎて、難病の定義から外れようとしています。
患者数が多すぎて希少な病気とは言えなくなっているからです。
これも、この50年前からの出来事なのです。
ガンもアレルギーも自己免疫疾患も膠原病もパーキンソン病も足並み揃えて50年前から増え続けているのです。
※ガン患者罹患数
この状況は誰もが、な~んとなく気づいているはずのことです。
まして頭の良い学者や医師、政治家さん達が気づいていない訳がありませんよね。
にもかかわらず、一番に大切なことは誰も本気でしようとしませんよね。
出来るはずなのにしてませんよね。
そして、一番に大切なことをスルーし続けながら、「一番に大切なことは早期検査、早期発見、早期治療」と言うんですよ。
「ずっと薬を飲まないと、再発して大変なことになるよー」って言うんです。
これが世の中の現状なのです。
だから、大切なことは自分で気づこうとして、自分で正して自分で守るのです。
いろんな大人の事情と都合の中で生きているわけですから、本当に大切なことは自分で気づくこと、そして自分で正すことです。
それが自分や大切な家族を守ることになり、逆にいうと、それしか自分や大切な人は守れないのです。
な~んとなく流れに乗っかっているだけだと気づけないし守れないのです。
ちなみに2人に1人がガンになるのは80歳以上の方に限ってです。
60歳代で15人に1人で、50歳で50人に1人です。
これが現状です。
人間は本当に都合の良い動物なのですね。
そんな都合に振り回されないようにね。
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人の常識って、過去の経験や得た情報によって作られていくんですね。
どんな経験をしてきたか、どんな情報を得てきたかで、その人の常識は作られていきます。
それによって物事の捉え方や判断、決断も変わるということですね。
「ホームページを見ました。免疫抑制剤を止められるって、信じられないんだけど。。。」と電話がかかってくることがあります。
医師からの「治らない」という言葉から闘病生活が始まっているので、そう思うのが普通だと思います。
ただ、そこで2つのタイプに分かれるんです。
「今までの常識が変わる人」と「変わらない人」
「治ることはありません、ずっと薬や治療が必要です」と言われた人が、ステロイドや免疫抑制剤をやめて元気に過ごしている事実。
それを知った時に「そんなことは絶対にない」と思えば、その人の常識が変わることはありません。
しかし「そんな人がいるんだ、私もそうなりたい」と思えば、今までの常識が変わり始めますよね。
常識が変われば、難病や薬に服用に対しての捉え方は変わります。
捉え方が変わると、判断や決断が変わります。
判断や決断が変わると未来は変わっていき、その延長線上に断薬や難病克服を手に入れているのです。
そういう人をたくさん見てきました。
その人の常識が未来を変えていくということです。
闘病だけに限らず、常識って未来に大きな影響を与えているのですね。
ただ、不思議なのは「そんなことは絶対にない」と疑う人は、その事実を自分で確かめようとしないことです。
逆に「そんな人がいるんだ、私もそうなりたい」と思った人は、その事実を自分で確かめようとします。
そして、自らの行動によって確信に変えようとするのです。
その確信がまた、治ろうとする力になっているのです。
今年も、そんな人の力になれる存在でいたいと思います。
過去の自分と重ねながら、応援したいと思います。
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「薬や治療法は何もない」
そんな医師の言葉で始まった娘との闘病生活
当時は薬や治療がないことが本当に辛かったです。
しかし今思うと、減薬や副作用という苦労がなく、薬の副作用への恐怖心、そういうものが全くない闘病生活でした。
ですから、ただ治すためのことを積み重ねるだけ、そういったシンプルな闘病でした。
後々、娘の難病が治った経験から多くの難病相談を受けるようになり、そこで気づいたことがありました。
それは、大半の難病患者は病気との戦いだけでなく、薬や治療との戦いや主治医との戦いがあるということでした。
病気との戦いというシンプルなものではなく、薬の副作用や減薬での再燃との戦いがあり、また「治らない、再燃する」と言いながら薬や治療を勧めてくる医師との戦いがあるということです。
難病患者は、辛い難病という状況、それだけでも心や体はダメージを受けています。
そこにさらに「医師からの言葉」や「薬の副作用」が心や体にダメージを与えているのです。
状態によっては、薬や治療が必要な場合もあるでしょう。
しかし、治るはずの病気までも治らない状況に追い込んでいるケースも多いと感じます。
難病という辛い状況だからこそ、「必要な時だけ最小限の投薬」で体へのダメージを少なくすること
そして「安心感を与える医師からの言葉」で心に安心を与えてあげること
この2つがあれば、回復しやすい状況を作れるのだと思います。
それに更に質の良い食事や十分な睡眠、そういったことが病んだ心と体を癒し、治ろうとする体を後押しするのだと思います。
これもまた、本当に必要なことは病院ではあまり教えてくれないのです。
難病、「難しい病」と書き、医学では治らないとされている病気です。
しかし、私の娘だけに限らず治った方はたくさんいるのです。
難病、難しくしているのは、いったい誰なのでしょうか?
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