さて、石垣島でバードウオッチングの3日目です。
昔はいっぱいいたエリグロアジサシが姿を消してしまい、純白のエリグロアジサシが、轟海岸の大岩の上を南国の濃い青空をバックに群れ飛ぶ写真が撮りたかったのだが、それも叶わぬこととなってしまった(泣)
エリグロアジサシが見られないなら、何かこれはという鳥を見たい。
で、思いついたのがカツオドリだ。
カツオドリは八重山諸島の仲御神島(なかのうがんじま)で繁殖しており、その周辺海域で見られる。石垣島→波照間島のフェリーに乗船すれば容易に見られるらしい。
米原キャンプ場近くのホテルで朝7時の朝食をとってから、石垣港離島ターミナル8時発の大型高速船に乗船するという離れ業を達成。まんまと波照間島行きに乗り込んだのでした。

もはや一般席の窓際は空きがないので、千円余分に払って2階のスーパーシートの窓際に座ったのだけど、これは結果的に大成功。ここでなければカツオドリの撮影はできまい。

最初に現れた海鳥はオオアジサシだった。
船が黒島の左側を横切るかというタイミングでカツオドリがスッと登場。
スマホで撮れるほど近くを船と並行して飛んでる。船に驚いて海面から飛び出したトビウオを狙ってるんだとか。
のべつ幕なしで数羽のカツオドリが船の近くを滑空している。1番近い距離の時は窓から2メートルぐらいか。
憧れのカツオドリを伴い船は波照間港へ。
せっかく来たんだから乗って来た船で石垣島に戻るのではなく、次の13時の高速船で帰ろう。それまでは日本一美しいと評判のニシ浜を見物だ。
帰りの小さい船は航路が違うからかカツオドリは現れなかった。
石垣島に帰ると、アンパルや空港周辺の農耕地などを探鳥してからホテルに戻った。
(追記)
轟海岸の近くで2羽のインドクジャク🦚を見た。もちろん外来種なのでライフリストに入らない。