ヘビ、その後
私が大変な思いをして、袋詰めにしたヘビのヌケガラ。
しばらく、店のカウンターに置いておりましたが……。
先週の土曜日、クマが撤去
理由?
1.気持ち悪いから、そんなところに置くな
2.渡すお客さんを選べ
と言うことだそうだ。
つまり、お客様と商談をする時に、自分の視界に入ってくるのが気に入らないんですと。そして、低額商品しか買わないお客様にはあげる必要はない、と。
そういうコトなんだってー。
…………セコイ。
元手タダなのに。いや、袋代と私のコストはかかってるか。
いや、それにしても、セコイだろ。
確かに100円のものを買うお客様と、1万円のものを買うお客様に差をつけたいのはわかるけど、「同じお客様なんだから、イイじゃん」と私は思う。
それにモノがモノだから、あげてみんなが喜ぶもんじゃない。実際、地元の友達にも連絡したけど、月曜日すぐ取りに来たコと絶対要らないっていうコがいたんだから……。
カウンターにおいて、興味のある人が持っていってくれれば、それでイイじゃん。
大体、そうしなきゃ減らないでしょ。ヌケガラだよ?
それなのに、「これは片付けるからな」と言われて、サッサと棚の中に入れられてしまった。
棚の中に入れたら、忘れちゃうじゃん。
なんか、すごく腹が立った。
さすがに、ちょっと、笑えない。
「なんでそういうコトするの?」
「こんなトコに置く必要ないだろ」
「じゃあ、どうすんの?
オマケにするって言った時、クマOK出したじゃん」
「だけど、誰にでもやることはないだろ。
いいんだよ。全員にやらなくても」
「棚に入れたら、忘れちゃうでしょ?」
「お前が覚えてればイイだけの話だろ。お前が棚から出せばイイんだよ」
出たよ。
必殺「お前が覚えてろ」
めんどくさいコトは、何でも私に丸投げ。
私はコンピュータじゃないっつーの!
ニワトリ頭だから、なんでもかんでも覚えてられないの!
頭にきた私が、作ったブツを捨てようとしたら、クマが止めてくる。
いらないんでしょ?! なぜ、止めるっ!!!!!
「捨てるコトないだろ!」
「どうせ、棚の中に入れたら忘れるんだから、今捨てればイイじゃん」
「捨てろなんて言ってないだろ」
「大体ね、失礼なんだよ。クマは。お店のコトに協力しないって言うけど、結局、人のアイデア全部つぶしてるじゃん」
「そんなコトしてない」
「してるよ! もう、私は何もしないから、ご自分の好きにドウゾッ! 私に協力求めないでねっっ!!」
この後も言い合いが続いたけど、段々ケンカの本筋がズレてきたので、私が黙った。
クマも黙った。
冷戦開始。
※今は、冷戦解除されました。(^^;
ある日の会話
「来世も再来世も、クマとずーっと一緒になってあげるよ」
「なんで?」(←ちょっと嬉しそう)
「そしたら、相手探す手間、省けるじゃん」
「…………」
「お義母さんやお義姉さんと、結婚のことでケンカしなくてすむよ」
「家族もまた一緒なの? 俺に選択権はないのか?」
「大丈夫! どんなブサイクに生まれてきても、
私が貰ってあげるから! 安心して!」
「なんで。オレ、女決定? しかもブサイク前提?」
「だってー、来世は私、男に生まれ変わるんだもん。
外見は、今も大したことないんだしさー。
私は気にしないよー。
すんごくイケメンに生まれてきてあげから。
よかったねー。
来世は、私が幸せにしてあげるよ。ねっ!」
「今、幸せじゃないのかよ」
「…………」
即答できず…
私の一枚。
せっかくなので、ブログネタ、参加してみます。
私の一枚。
これはもう、だんぜん新婚旅行での私の勇姿、フンッ=3。(因みに18年前)
「空中ブランコ」。
私たちが泊まった所には、いろんな施設があったけど、何故か「サーカス」があったので「空中ブランコ」に私が挑戦!
な~んて、ホントはクマに強引に参加させられた。
参加していたほとんどが、外国人の子供たちだったけど、私たち日本人の団体さんたちも何故か参加。
日本人は新婚旅行のカップルがほとんどで、私以外はみんなダンナさんが参加した。
「お前、行ってこいよ。写真撮ってやるから」
「イヤイヤイヤ、みんなダンナさんが参加してるじゃん。
クマ、行きなよ。写真撮ってあげるから」
すったもんだの言い合いの挙句、結局、クマに押し切られて私が参加することに…。
まずはテントの中で練習。
一応「審査」があった。
高い鉄棒くらいの位置にあるブランコで、足を引っ掛けて手を離す。それができればOK。なんて簡単。運痴の私でもできるゾ。こんなんでイイのか…。
もちろん、参加者全員クリアー。
そして、いよいよホンモノのブランコへ。
自分でも意外だけど、私、やる気マンマン。
支柱と兼用になっている梯子を登る。上には、インストラクターのオネーサンが一人いて、飛ぶ人が一人。待つ人が一人。それ以外の人は、その梯子で待っていなくちゃならない。
ところが、ここで誤算が…。
下から見ると大したことないって思ったけど、1/3ほど登ってみると、コレが結構恐い。
あとでクマに聞いたら、5Mくらいはあったんじゃないかと言われた。
登って半分くらいの位置では、とうとう足が動かなくなった。
セミみたいに、しがみつく。
そして、順番が来るまで、この梯子で暫く待たなきゃならない。
うそ~~ん。降りたい……。
チクショー、クマめ! クマを見ると、張り切って写真を撮ってるではないか…
降りたいけど、私の後ろにも既に人がいるので、途中で棄権することはできない。完全に一方通行。 逆走はご法度です。ていうか、小心者の日本人なので「やっぱり、やめます」って言えないし、降りていくのもまた恐いんだなー。
辛うじて登りきったけど、一人分順番を待たなきゃならない。コレもまた、恐怖の時間。
なにしろ、待っている場所の板は25~30㎝くらいの幅しかないんだから…。
そこに3人。人口密度、高っ!
もちろん、防護ネットが張られているけど、恐いものは恐いのでしがみつけるものには、必死になってしがみつく。
そして、やっと私の番。バーを持つと、何故か日本人の奥様たちの黄色い声が…。
下を見ると、私に向かって手を振ってくれてる。
けど、返す余裕なんか私にはない。
「キャー、がんばってぇ~~」
ただ一人参加している、日本人妻に温かいエール。
ありがとう。ええ、がんばりますとも。
恐かったけど、諦めの早い私は、踏ん切りもイイ。
インストラクターのオネーサンの「GO!」の掛け声と共にスタート。
何回かぶら下がって往復した後、ブランコの反動を使って、クルリンとバーに足をかける。手を離して、一応ポーズ。(反対側に相手がいたら、飛んでみたかった~)
残念ながら、初心者はここまで。
ブランコの勢いがなくなったら、そのままネットに落ちて終了。
地面に下りたら、手がブルブル震えてる。
バーに巻きつけてあるセーム皮で擦れたため、膝裏に血がにじんでいた。
ちょっと、痛い。
でも、気持ちよかったー。\(^o^)/
ニワトリ頭の私は、途中の恐さも忘れて、クマに「もっかい行ってくる」と、またも順番に繋がった。
まさかの2回目。クマのもビックリ。
そして、ハシゴの中ほどまで来た時、思い出した。
「あああああ、恐かったんだっけ~。
私のバカ!」
見つけたよ~ん!(小躍り)
お店の駐車場。
私は、助手席定位置。
ドアを開けると、スネの高さにある花壇。
ココはこの時期、クローバー畑になる。
先々週、大家さんが手入れをしたので、ほとんど刈られちゃったけど、まだ多少は残ってる。
なんとなく、四つ葉のクローバーを探す。
私の日課。
今はミント畑と化したウチの庭だけど、その前は、クローバーが生えていた。
お店を始めた頃、ウチの庭で一つ。
この駐車場で一つ。
それぞれの場所で、四つ葉のクローバーを見つけた。
その頃、クマのことや生活のことで、イッパイイッパイだった私は、それだけでホッとして、すごく嬉しかった。
なんだか、神様に後押しされてる気がした。
大丈夫と思えた。
それ以来、四つ葉のクローバーは、私の吉兆。
ひと月ほど前にも、一つ見つけた。
その時も、立て続けにイイ事があった。
そんな私を見て、クマも見つけたいらしいけど、一度も見つけたことがない。
ヘヘーンだ。ザマミロ
「なんでかなー。なんで、お前だけが見つけるのかなー?」
「そりゃ、やっぱ、日頃の行いじゃない?」
「なんか、悔しいな」
「いいじゃん、良いコトも悪いコトも共有してるんだから」
でも、普段なら「くだらない」と一蹴されて終わるけど、私のクローバー探しだけは、クマもバカにしない。(ゲンキンだな~)
今回も、イイ事ありますように。
ため息
今日10日は、お店に関する諸々のお支払日。
月末と並んで、クマの機嫌がサイアクになる日。
今日も朝から、お怒りモード全開。
* * *
「ため息をつくと、幸せが逃げる」
とよくいわれるので、私は極力つかないように努力中。
一方、クマは「ため息」つき放題。
毎日、朝から盛大に撒き散らしている。
随分前から、なんだか訳もなくイライラするので、「なんでだろう」と考えてみた。
考えても分からないので、仕事中だけど15分ほど作業をしないでボーっとしてみる。
「はあ~……=3」
……これか、イライラの原因。
クマの「ため息」だった。
初めて気付いた。
「ため息」って、人を不快にさせるのね……。
「ため息、出てるよ」
「そうか?」
「幸せ逃げちゃうっていうじゃん。
ちょっとは気をつければ?」
「……ついてないだろ」
もし私が原因で、上のような会話があった場合、クマのような返事をすると「自覚が足りない」とか「気をつけろよ」とか怒られる。
人には言うクセに……。
でも、ここで余分な一言をいうと、大噴火間違いナシなので言わない。
私が気をつけても、それ以上にクマがため息をついているので、我が家の幸せはどんどん出ていってる気がするなー。
クマ、分かってる?
でも、一緒になって「ため息」ついてたら、もっと悪くなりそう…
仕方ない、私がグッと飲み込むか。