私の一枚。
せっかくなので、ブログネタ、参加してみます。
私の一枚。
これはもう、だんぜん新婚旅行での私の勇姿、フンッ=3。(因みに18年前)
「空中ブランコ」。
私たちが泊まった所には、いろんな施設があったけど、何故か「サーカス」があったので「空中ブランコ」に私が挑戦!
な~んて、ホントはクマに強引に参加させられた。
参加していたほとんどが、外国人の子供たちだったけど、私たち日本人の団体さんたちも何故か参加。
日本人は新婚旅行のカップルがほとんどで、私以外はみんなダンナさんが参加した。
「お前、行ってこいよ。写真撮ってやるから」
「イヤイヤイヤ、みんなダンナさんが参加してるじゃん。
クマ、行きなよ。写真撮ってあげるから」
すったもんだの言い合いの挙句、結局、クマに押し切られて私が参加することに…。
まずはテントの中で練習。
一応「審査」があった。
高い鉄棒くらいの位置にあるブランコで、足を引っ掛けて手を離す。それができればOK。なんて簡単。運痴の私でもできるゾ。こんなんでイイのか…。
もちろん、参加者全員クリアー。
そして、いよいよホンモノのブランコへ。
自分でも意外だけど、私、やる気マンマン。
支柱と兼用になっている梯子を登る。上には、インストラクターのオネーサンが一人いて、飛ぶ人が一人。待つ人が一人。それ以外の人は、その梯子で待っていなくちゃならない。
ところが、ここで誤算が…。
下から見ると大したことないって思ったけど、1/3ほど登ってみると、コレが結構恐い。
あとでクマに聞いたら、5Mくらいはあったんじゃないかと言われた。
登って半分くらいの位置では、とうとう足が動かなくなった。
セミみたいに、しがみつく。
そして、順番が来るまで、この梯子で暫く待たなきゃならない。
うそ~~ん。降りたい……。
チクショー、クマめ! クマを見ると、張り切って写真を撮ってるではないか…
降りたいけど、私の後ろにも既に人がいるので、途中で棄権することはできない。完全に一方通行。 逆走はご法度です。ていうか、小心者の日本人なので「やっぱり、やめます」って言えないし、降りていくのもまた恐いんだなー。
辛うじて登りきったけど、一人分順番を待たなきゃならない。コレもまた、恐怖の時間。
なにしろ、待っている場所の板は25~30㎝くらいの幅しかないんだから…。
そこに3人。人口密度、高っ!
もちろん、防護ネットが張られているけど、恐いものは恐いのでしがみつけるものには、必死になってしがみつく。
そして、やっと私の番。バーを持つと、何故か日本人の奥様たちの黄色い声が…。
下を見ると、私に向かって手を振ってくれてる。
けど、返す余裕なんか私にはない。
「キャー、がんばってぇ~~」
ただ一人参加している、日本人妻に温かいエール。
ありがとう。ええ、がんばりますとも。
恐かったけど、諦めの早い私は、踏ん切りもイイ。
インストラクターのオネーサンの「GO!」の掛け声と共にスタート。
何回かぶら下がって往復した後、ブランコの反動を使って、クルリンとバーに足をかける。手を離して、一応ポーズ。(反対側に相手がいたら、飛んでみたかった~)
残念ながら、初心者はここまで。
ブランコの勢いがなくなったら、そのままネットに落ちて終了。
地面に下りたら、手がブルブル震えてる。
バーに巻きつけてあるセーム皮で擦れたため、膝裏に血がにじんでいた。
ちょっと、痛い。
でも、気持ちよかったー。\(^o^)/
ニワトリ頭の私は、途中の恐さも忘れて、クマに「もっかい行ってくる」と、またも順番に繋がった。
まさかの2回目。クマのもビックリ。
そして、ハシゴの中ほどまで来た時、思い出した。
「あああああ、恐かったんだっけ~。
私のバカ!」