人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記 -22ページ目

人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

「シェイムレス3」です。

<#3 男って!男って!! May I Trim Your Hedges?>


シーズン3に入って、シェイムレスにしては意外とマジメな(ってほどでもないけど)エピソードが続いていたような気がするんだけど、徐々にブッ飛んできましたね。久々のエロ満載というか。まぁこのドラマの視聴者ニーズからして、こういうサービス回を入れざるを得ないんでしょうな。

今回のエピはもう、ホント、最初から最後までしょーがないなもうっ!って男たちのお話でした。


もちろん、スーパーの男も、バスの露出狂も最悪なんだけど(そしてデビーの心の傷は心配ではありますが)、そんな奴らはどうでもよくて、やはり私の中での問題は、ジミー、ケヴィン、リップですよ。


とはいえジミーは・・・元々そんなに信じてもいないし、だらしないというよりは、ある意味生きていくために仕方ないってところで、エステファニアとの結婚写真もやるしかないって感じなんだけど。でも結局父親マフィアの考えは、娘をアメリカ人にするってことだから、エステファニアと結婚していなければならず、のちのちフィオナが知るようになったら、ってことを考えると、やっぱり青ざめますね。


そしてケヴィン。なんとなくあの妻シェリルに貶められてるんじゃないかっていう疑惑はあったものの、シェリル自身も気の毒な生い立ちっぽくて、若干同情はしましたね。

ただし、やはりヴェロニカを傷つけるとか、マジで許せません。もうちょっとしっかりしてケヴィン!!

優しければいいってわけじゃないのよっ


さらに最も見過ごせない、今回のハイライトはリップのストーリーです。彼は賢いとはいえまだまだ子供なんですよね。(16~17歳くらいの設定かな?)だからリップ独自の倫理観というか、分かってるようで分かってないってところがあって、ドラマの登場人物の中でもかなり興味深い動きを見せるんですよ。


今回、デビーがバスの中で露出狂にされた視覚的な嫌がらせにより大変なショックを受けてしまうのですが、それを聞いて、リップは小児性愛者をやっつけよう!みたいな活動を始めます。この辺はちょっと極端ではあるものの、妹を守りたいティーンの兄の一面としてカワイくもある。そして、データベースで探すと、、14歳の児童を性的虐待した罪で服役し、仮釈放中のご近所さんというのが見つかり、さっそく退治しに行こうとするわけなんだけれども、その家にいたのはなんと、これまたキレイで儚げな美人教師。つまり彼女が男の子に手を出した、ということらしい。

その美人教師自身は「彼のことを愛していた」と訴えるんだけれども、リップは「あれは絶対に小児性愛者だ!」と言って、貶めてやろうと画策。

ちなみにこの女性教師、「続・ハリーズロー」でアダムと付き合ってた美人弁護士ですよね。


そして、リップは16歳未満を装い、彼女の家に行って誘惑されるようにわざと色仕掛けで迫るわけだけど、想像通りといいますかお約束といいますか、ミイラ取りがミイラになっちゃう的な。


つまり、確かに彼女は異常小児性愛者だったわけですが、彼女のペースにまんまとハマり、そこですっかり楽しんだ上に、●●を剃られちゃうリップ。ってあのさー・・・


いい薬になった?のか知りませんが、リップ、もう少し真面目に生きようね。いくら賢くたって、悟ってるふりしたって、あなたはまだ子供だし、人生思い通りにばかりは行きませんのよ。ってことを、小児性愛美人教師に教わったんじゃないかしらん。


なんだか久々に、ドッと疲れたエピでありました。




▼本日もお読みいただきありがとうございます!

にほんブログ村



「ビッグバン★セオリー2」です。

<#20 木曜は何でもありの法則 The Hofstadter Isotope>


日々の日課というか最大の楽しみになりつつある「ビッグバン★セオリー」ですが、シーズン2もいつの間にか終盤戦に入ってきて、人間関係も少しずつ変化しながら、でも結局何も変わっていないような状況が行ったり来たりしています。


で、今回取り上げたいのはシーズン2の第20話「木曜は何でもありの法則」。

曜日ごとに何を食べながら何をするかが決まっているギーク4人組ですが、月に一回だけ、なんでもありの木曜日というのを作ることにしました。この日だけは、決まったパターンではないものを食べたり行動をしたりすることができます。


そこで何をしようかアレコレ考えるのですが、結局シェルドンの言うとおりコミックストアに行くという、普段と変わらない行動に出る4人。

たまたま13歳の甥っ子の誕生日プレゼントを選びたいというペニーが一緒にコミックストアに行くことになりますが、そこでペニーがなんと、コミックストアの店主スチュワートと意気投合。電話番号を交換するほど盛り上がります。


ここでレナードは、嫉妬するとともに、なぜオタク仲間のスチュワートがいとも簡単に自分たちのディーバをその気にさせたのか、大変不思議がります。レナードは自分とスチュワートのどこが違うかが分からないのです。


そこでシェルドンに相談すると、「今こそブログを始めてコメント欄でみんなの意見を聞くべきだ」という本人は大真面目だけど結果トンチンカンなアドバイスを言ったあと、シェルドンの個人的意見としては、次の3点を挙げてスチュワートの優位性を示します。
・スチュワートの方が(レナードより)背が高い
・芸術的
・自営業
・何といってもコミックブックをほぼ半額にできる


この中では「芸術的」というのは確かに魅力的な要素であり、実際、アーティストでもあるスチュワートが描いた美しいペニーの似顔絵に彼女が感動したため、二人の距離が縮んだのは事実ですが、それ以外はやはりトンチンカンでしょう。背が高いったってほんの少しだし、コミックブックを半額にできようができまいが、ペニーには少しも関係ありませんからね。


ペニーがスチュワートに惹かれた理由は簡単で、スチュワートが話していて面白いからです。気のきいた会話ができる人が結局、モテるんですよ。それだけです。


じゃ、頭の回転が良くて面白いことを言えればいいのかというと、もちろんそうではなく、たとえばハワードみたいに、面白いけど下ネタだったり下心満載の会話には、ドラマとして客観的に見てる分には笑えるけど、実際に言われ続けたら正直辟易します。


一方、スチュワートの会話は、そういった下品な要素がなく、しかもちゃんとした言葉のキャッチボールが出来てる上で面白いので、女の子を引き付けるんです。


こんな基本的なことも分からないってところが、レナードのダメなところであり、かわいいところでもあると思いますけどね。



ところでこの「ビッグバン★セオリー」、すでにこれだけ海外ドラマファンの間では定着している人気作品ですが、DVDはこの10月23日にやっとシーズン1が、AMAZON先行発売、TSUTAYA先行レンタルなんですね。

ということは、国内では今後ますます盛り上がるってワケですね。


楽しみです!!



▼本日もお読みいただきありがとうございます!

にほんブログ村




機会があれば是非見たいと思っていたドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」ですが、このほどAXNで、シーズン1からの振り返り放送が始まりましたので、見始めることにしました。


「パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット」<#1 序章 Pilot>です。


関係ないんですが、一話の副題が「pilot」というドラマをたまに見かけますが、これは1話がパイロット版として作られた、ということなんですかね?

まぁいいですが気になったので。


さて、このドラマのモチーフとなっている「監視」についてですが、やはり昨今(というかアメリカでは少し前になりますが)、テロ対策としてNSAが国民を監視しているという疑惑(というか恐らく事実)が明るみになってから、ドラマ業界でもトレンドとなっているモチーフのひとつだと思います。


一人一台、携帯電話やスマホというカメラ付き情報端末を持つ時代に入って、そのマイクとカメラを用いることにより、個人の情報を収集することは、技術的には可能な世の中になっているわけです。法的、倫理的な問題は置いておくとしても、しかしそれらの情報を全て収集したところで、その中から役立つ情報を抽出するということは、まぁ現実的には大変に至難の技です。


だから実際の利用方法としては、国家機関などが既に得ている情報から割り出した人物について、その監視ツールを言わば副次的に使って情報を得る、という利用方法しか考えられず、監視ツールから収集した膨大な情報からのボトムアップ的捜査は、無駄が多すぎます。


しかし、その途方もない膨大な情報から、必要な情報だけを比較的正確に抽出できるアルゴリズムを開発できれば、権力側にとっては監視ツールが格段に「使える」ものになるはずです。


このドラマでは、どうやらそうしたアルゴリズムを開発した者によって、犯罪にかかわる人物を特定し、犯罪を予知し予防しようという試みを企てた人物の話、ということのようです。


まだ一話しか観ていないので、このハロルド・フィンチという謎の億万長者がいったい何のためにそんなことを始めたのかは、正直よくわかりません。彼の言うとおり、世の中を良くしようということのためだけなのか、そうだとしたら素晴らしいですが、国家権力でもない者がこんな諜報活動をしていたら、お金はいくらあっても足りないはずだし、せめて莫大にもうかる他のサイドビジネスがないと現実的ではありません。いや最初から現実的な設定ではないんだけどさ。


といいつつも、元諜報員だったジョン・リースという凄腕のスパイを使って、人物の全体像を探り事件を解決していく様は、なかなかに見ごたえはあります。


というわけで、ドラマの設定に若干疑問を持ちつつも、もう少し見進めてみようと思ってます。




▼本日もお読みいただきありがとうございます!

にほんブログ村


「グレイズ・アナトミー9」です。

<#15 苦い薬 Hard Bargain>


もはやペガサスによるシアトル・グレース病院の買収に賛同する職員は、誰一人としていません。

いくら信頼の厚いオーウェンが、その言葉だけでつなぎ止めようと思っても、本人自身が自分の言葉を信じていないのだから、いずれ破たんするしかないのです。


デレクら、事故被害者たちも、最初はなかなかまとまりませんでしたが、ベイリーが辞めることを考え始めたのを見てアリゾナが翻意し、それによってみんな、自分たちが病院を買収するという意見にまとまりました。


かわいそうなのは何も知らないオーウェンなんだけど、周りがオーウェンに知らせないのはほかでもないオーウェンのためなので、ここはいたしかたないでしょうね。



今回ももちろん、この買収劇の他にも、面白い逸話がありました。


まず、アレックスとジョーの行方、なんですが。

アレックスはもう、ジョーとどうにかなるモードに気持ちは完全に傾いていたし、見ている私もそうでした。

それにジョーも、「社内恋愛ってどうなんだろう」みたいなことをアレックスに尋ねるなどして、それを匂わせていました。

けれど、ふたを開けてみると、ジョーには院内に気になってる人がいて、「胸板王子」ってジョーが勝手に名付けている産婦人科医のイケメンなんだけど、結局ジョーは勇気を出して彼を誘い、デートにまでこぎつけたみたい。

それを知ったアレックス、唖然。私もです。


でも実はホッとしてます。

だって、アレックスとジョーだなんて、そんな安易な関係、正直、やめてよーって感じじゃないですか?

確かに先週は、もう仕方ない、くっつくならくっつけよ、と覚悟してしまいましたが、今週の展開に大いに安堵しています。



そして、エイプリルとイケメン救命士のマシューの件!!

エイプリルはマシューにデートに誘われて、結婚まで純潔を守りたいのに、そんなことを言ったら、ドン引きされてフラれてしまうかも、と心配して、ジャクソンに相談。

ジャクソンは、、まったく彼はホントに優しいから、結局、エイプリルに勇気づけてあげる。

そして迎えたその時・・・

エイプリルが、「貞操主義」を告白しようとして失敗した直後、なんとマシューからの告白が。

彼もまた、結婚までは貞操を守りたいという「貞操主義」の信者?だったんです。


もう、これは運命でしょ。


それにしても、男性の口から、「貞操主義」の話を聞いたのは、ドラマとはいえ、生まれて初めてです。

確かに女子の中には、今でもいくらかいるんですよ、「結婚までは守りたい」っていう人。

私も、学生時代、そういうこと言う人がいたし、なんつーか、特段、不思議ちゃんってほどでもない子で、そんなに珍しいーって感じでもなかったような気がします。


だけど、男性でそういうことを言う人って、ちょっと聞いたことないですね。

しかも、マシューみたいな、見た目すごい爽やかイケメンで、周りの女がむしろほっとかないでしょーって感じの男が、、、まずありえないですよ、少なくともあんまり現実的ではない。

けど、それはそれで、なんとなくステキかも。と思いました。



はてさて、シアトルグレースの経営の行方はいったいどうなるのでしょうか。

デレクたちの作戦が成功するといいと思うし、また、オーウェンも今はつらいかもしれないけど、いずれ誤解?が解けて、また仲間としてみんなでいい病院を作っていって、クリスティーナとの仲も元通りになることを期待します。


全てが上手くいくなんてこと、ないかもしれないけど、なるべくいい方向に行きますように!




▼本日もお読みいただきありがとうございます!

にほんブログ村


「デスパレートな妻たち8」です。

<#3 男の嫉妬 Watch While I Revise the World>


なんというか、4人のデス妻+カルロスの抱えている問題は大変に重いのだけれど、ウィステリア通りには他にもたくさん話題があるわけで、そのことは、視聴者としてもこのドラマを見るうえでの一つの支えになってる気がします。


軽めの話題としてはまず、ボブとリーの娘(養子)ジェニーが女の子になってきたって話。

まぁ軽いったって、リーにとってはそれなりに事件です。

ブラが必要になったんだけど、リーは買い物に付き合えないっていうか付き合いたくない。そこで、ご近所さんのレネに頼みます。レネは最初は全然乗り気じゃなかったんだけど、渋々付き合ったら、このジェニーが意外とイイ子だし、レネのノリにも付き合えるくらいの女子で、気に入っちゃってかわいがっちゃう。

そしてジェニーがレネになついちゃったもんだから、リーはちょっとジェラっとし始めるってわけ。


親にとっては、なんていうか娘が離れていくみたいでちょっとつらいよね。

けど、子供ってそんなこともあるもんだと思いますよ。大人になるってそういうことの積み重ね。

レネ自身も、結構子ども好きな一面を発見してひとつ成長したようです。


そして、次の軽めな話題は、リネットの妹リディアがリネットの家にやってくるって話。

このリディアって子は、いつも失恋しては、その痛みを癒しに姉リネットのところにやってきていたそうなのですが、今回は幸せいっぱい夢いっぱいで、婚約者を連れてやってきます。

アルコールもアイスクリームもやめて、ヨガセラピストみたいなのと付き合い始めたリディアに眉をひそめるリネット。でも結局、リネットとのやり取りが高じて、ものすごい怒号の飛ばしあいになったところをその婚約者に観られ、婚約者が出ていっちゃう。

やっぱり一人ぼっちになってしまい、やけ酒を浴びるリディアを見て、リネットが一肌脱ぎます。

リネットって本当に出来る女性だから、力づくでもきちんと打開策を見いだしてなんとかしてくれるところが、なんだかんだいって頼りになるところだよね。



さて、だんだん重めの話題になりまして、今度はブリーとチャックの話。

ブリーは、チャックのことを脅迫手紙の主だと疑い始めたものの、別れられないでいたんですね、またもやギャビーに発破をかけられます。

でもチャックは脅したりする気なんてなくて、むしろブリーにプロポーズしようとしてたなんて…

いずれにしろブリーには結婚する気はないので、結局ブリーから別れを切り出すんだけど、チャックはブチ切れ。俺をもてあそびやがったなって感じの恨みつらみを履きつけて行っちゃう。

別れ話を切り出されて、こんな反応の男ってちょっとどうかと思うけど、何より怖いのは、警察を敵に回して怒らせちゃったってことなんだと思う。いや、犯罪者となってしまった以上、警察なんて最初から敵なのかもしれないんだけどね。あえて怒らすこともなかったかなとか。

でも、結婚する気がないなら、ズルズル付き合っても仕方がないしね。

とはいえ、この二人の別れが、あの4人によからぬことをもたらしそうで、ちょっとコワい気もします。


さて、どんどん重い話になってきたところで、スーザンとカルロス。お互い心に同じ闇を抱え共感を分かち合える仲間を得たて、でもまさかそれ以上になったらそれもヤだけど可能性はなくもないな、と思っていたところ、何もなさそうでよかったです、今のところはですが。


二人の仲を疑ったマイクに対して、二人は本当のことを打ち明けるわけですが、以前、私もそうした方がいいと思っていたものの、マイクは私が期待していたような、包み込むような反応をしてはくれませんでした。

まぁとっつきが悪かったってのもあると思う。

マイクは二人の間柄を疑っていたのだからね、今度はあまりの衝撃に耳を疑うって感じで、まだ消化できてない様子でした。そりゃそうか。


結局、脅迫状の送り主はチャックではなかったようなので、振り出しに戻った格好ですよね。

でも、どこかに犯人はいるわけで、どんどん崖っぷちに追い込まれている4人です。

どうなることやら。。。



▼本日もお読みいただきありがとうございます!

にほんブログ村