「グレイズ・アナトミー9」です。
<#15 苦い薬 Hard Bargain>
もはやペガサスによるシアトル・グレース病院の買収に賛同する職員は、誰一人としていません。
いくら信頼の厚いオーウェンが、その言葉だけでつなぎ止めようと思っても、本人自身が自分の言葉を信じていないのだから、いずれ破たんするしかないのです。
デレクら、事故被害者たちも、最初はなかなかまとまりませんでしたが、ベイリーが辞めることを考え始めたのを見てアリゾナが翻意し、それによってみんな、自分たちが病院を買収するという意見にまとまりました。
かわいそうなのは何も知らないオーウェンなんだけど、周りがオーウェンに知らせないのはほかでもないオーウェンのためなので、ここはいたしかたないでしょうね。
今回ももちろん、この買収劇の他にも、面白い逸話がありました。
まず、アレックスとジョーの行方、なんですが。
アレックスはもう、ジョーとどうにかなるモードに気持ちは完全に傾いていたし、見ている私もそうでした。
それにジョーも、「社内恋愛ってどうなんだろう」みたいなことをアレックスに尋ねるなどして、それを匂わせていました。
けれど、ふたを開けてみると、ジョーには院内に気になってる人がいて、「胸板王子」ってジョーが勝手に名付けている産婦人科医のイケメンなんだけど、結局ジョーは勇気を出して彼を誘い、デートにまでこぎつけたみたい。
それを知ったアレックス、唖然。私もです。
でも実はホッとしてます。
だって、アレックスとジョーだなんて、そんな安易な関係、正直、やめてよーって感じじゃないですか?
確かに先週は、もう仕方ない、くっつくならくっつけよ、と覚悟してしまいましたが、今週の展開に大いに安堵しています。
そして、エイプリルとイケメン救命士のマシューの件!!
エイプリルはマシューにデートに誘われて、結婚まで純潔を守りたいのに、そんなことを言ったら、ドン引きされてフラれてしまうかも、と心配して、ジャクソンに相談。
ジャクソンは、、まったく彼はホントに優しいから、結局、エイプリルに勇気づけてあげる。
そして迎えたその時・・・
エイプリルが、「貞操主義」を告白しようとして失敗した直後、なんとマシューからの告白が。
彼もまた、結婚までは貞操を守りたいという「貞操主義」の信者?だったんです。
もう、これは運命でしょ。
それにしても、男性の口から、「貞操主義」の話を聞いたのは、ドラマとはいえ、生まれて初めてです。
確かに女子の中には、今でもいくらかいるんですよ、「結婚までは守りたい」っていう人。
私も、学生時代、そういうこと言う人がいたし、なんつーか、特段、不思議ちゃんってほどでもない子で、そんなに珍しいーって感じでもなかったような気がします。
だけど、男性でそういうことを言う人って、ちょっと聞いたことないですね。
しかも、マシューみたいな、見た目すごい爽やかイケメンで、周りの女がむしろほっとかないでしょーって感じの男が、、、まずありえないですよ、少なくともあんまり現実的ではない。
けど、それはそれで、なんとなくステキかも。と思いました。
はてさて、シアトルグレースの経営の行方はいったいどうなるのでしょうか。
デレクたちの作戦が成功するといいと思うし、また、オーウェンも今はつらいかもしれないけど、いずれ誤解?が解けて、また仲間としてみんなでいい病院を作っていって、クリスティーナとの仲も元通りになることを期待します。
全てが上手くいくなんてこと、ないかもしれないけど、なるべくいい方向に行きますように!
▼本日もお読みいただきありがとうございます!
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