人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記 -16ページ目

人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

すいません、「アンダー・ザ・ドーム」連投となってしまいました。

ま、勢いで書いとこうかと。<#6 暴動 The Endless Thirst>


いつかこうなるとは思っていましたが案の定、ドーム内で暴動が起き始め、町は不法地帯に。


そもそも、外との往来が完全に断たれているわけだから、いずれ物資や食糧は枯渇するわけですが、この事態に追い打ちをかけるように、町のウォータータワーが事故で壊れてしまい、水の供給が危機に。バービーと巡査のリンダは町の湖を見に行きますが、魚たちが全滅してしまうほど、汚染されていました。


雨を待とうにも、ドーム内では雨は降るのか?という根本的な疑問に、不安を抱えざるを得ません。


町にある井戸にはまだそれなりに水があるはずだということで、町政委員のジェイムズ(ビッグ・ジム)が古くからの知り合いに水のお願いに行くのですが、ただで水を渡すというわけにはいかないといわれてしまいます。まぁそれはそうかもしれません、非常事態ですからね、みんな自分の身を守りたいんですよね。こういうとき、人間の本質みたいなものが見え隠れして、なんというかイヤーな気分になったりします。


さて、ジュニアから逃げ延びたアンジーですが、ローズのお店に行って自分が監禁されていたことなどを打ち明けるのですが、こともあろうか、ローズのお店がならず者の暴漢に襲われてしまい、ローズは死んでしまいます。アンジーも気を失って倒れてしまうのですが、バービーがやってきてアンジーを病院に搬送しよう、としているところへビッグジムとあい、なんとビッグジムにアンジーを引き渡してしまうなど…!!


せっかく逃げ延びたと思ったら、またビッグジムの家に引き戻されてしまうアンジー。

気が付いたら、ビッグジムの家のソファーにいました。

私もこれ見ながら、アンジー、ここは慎重に!とか思いながら見ていましたが、アンジーが思いのほか強気に攻めるもんだから、見てるこっちがハラハラ。

これ、下手な言動によって確実に殺されるでしょ。アンジー、分かってないな、と思っていたら、ビッグジムはアンジーに取引を持ちかけます。

ジュニアの犯罪的行動を黙っていてくれたら、物資等の調達をする、みたいなことでしたが、ここではアンジーは素直に従っといて、とにかくここから逃げて!!



そして今回はもうひとつ、いずれこうなるとは思っていたよ最初から、ってことがありました。

それは、バービーとジュリアがくっついた!


まぁこの二人の情事でもなければ、このドラマを魅力的に引っ張ってくことなんて、もはやできないんじゃないかな。

ていうか、チェスターズミルという救いようのないカオスを今後どうやって描いていくのか、とても不安です。




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「アンダー・ザ・ドーム」です。

<#5 懺悔の果て blue on blue>


前回のラストで、ジュニアがシェルターに監禁していたアンジーを、ジュニアのパパ、ジェイムズが見つけた!ってところで終わったと思います。

このラストにドキドキしてて、アンジー、あんた下手なこと言ったら、ジェイムズに殺されかねないよ!と思っていたんですが、アンジーってば、まぁ疲れ切ってるからしょうがないにしろ、正直にジュニアに監禁された、なんて言ったもんだから、結局、ジェイムズに逃がしてもらえなかった。


ほーら、言わんこっちゃない、でも殺されなくてよかったゎ~と思いながら、このシーンはとりあえず置いといて。


ある日ドームの外の動きが活発化してきました。

合衆国各地から、ドーム内に親戚縁者のいる人たちが集まってきて、ドーム内の人たちとコンタクトを取り始めます。


今になって、この盛り上がりはなに?と、謎のイケメン、バービーがドームの外にいる軍人みたいな人とコンタクトを取って、重大な事実をキャッチします。

軍は、なんとドームを核兵器か何か、ものすごい破壊兵器で壊そうとしてるらしい。

ドーム内の人間たちを犠牲にしてでも、とにかくドームを破壊しないとってことになってるようなのです。


その時間なども外部の無線などで知ったバービーたちは、町の人たちに知らせ、ドーム内の地下壕?のような場所に町の人たちを誘導します。


一部の人たちは既に気付いていました。このドーム内の人間は犠牲にされたのだということに。

でもそれが功を奏した、というべきか、世界の終わりを自覚したジェイムズは、シェルターに行ってアンジーを逃がします。


いや、ホントに良かった、こんなことでも起こらない限り、ずっと監禁されいずれ殺されたでしょう~。


ともかく、ドームの人たちはその核攻撃(?)が起こるのを静かに待つわけですが…



まぁ恐らく、みている人たちはみんなそんな気がしてたと思うけど、やはりというべきか、ドームはそんな核攻撃にもビクともしませんでした。

代わりにドームの外側が、どれくらいの距離かは分かりませんが、かなりの打撃を受けたようで、廃墟と化しています。


何をしたってビクともしなかったドームですよ、もう人間の力の及ぶ範囲じゃないんですってば。


というわけで、ドームの人たちは助かったものの、ドームは依然そこに存在し続けるという悪夢は続くわけです・・・





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「デスパレートな妻たち8」です。

<#7 高い代償 Always in Control>


今回もなかなか考えさせられるエピソードでしたなぁ。

特にリネットの物語・・・切ないです。

そして、いけないことなのかもしれないけど、もう絶体絶命と思われた4人に、若干光がさしつつあるとか思っちゃった回でもあります。



前回のラストでは、ブリー、リネット、ギャビーが死体を移そうとしてその場所に行ってみたらなんと死体がない!!!!ってところで終わったんですよね。

そして、その理由は、集合住宅の建設を進めているベンが、死体を見つけちゃって取り急ぎ隠してたってことでした。

その話を聞いたブリー、なんとベンに打ち明けます。

死体の男は酷い男で、友人が被害に会うところ、別の知人が殺して自分たちが埋めたのだ、と。

細かい人物設定は伏せていましたが、正直に話したわけです。


ベンはそれを聞いて、まぁ当然と言いますか、それでも警察に届ける、といいます。

ブリーは落胆しますが、その後、ベンは考え直して、なかったことにしようとするんです。

ブリーはホッと胸をなでおろす。

そして、その死体の始末を頼まれたのがマイクで、ベンに頼まれたときに何の理由も聞かず二つ返事でOKしたのをベンは若干アレッ?と思うわけですが、とはいえマイクが何者かってことはよくわかってますから、特に不審がる事もなくお願いします。


ベンもかなり柔軟というか、よく言えば人間味があるって言うか、勘ぐるなら、なにか暗い過去を持っていそうな人ですよね。

普通の人ならこんな風に簡単に決めないと思います。だって、犯罪の片棒を担ぐってことなんだから、もう少し慎重になるというか、ビクつくはず。


だけど、ベンの男気は、ブリーに対するチャックの脅しのシーンでさらに発揮されます。

チャックは行方不明者としてアレハンドロの写真をブリーに見せた段階で、ブリーの不審な行動に気付き、執拗に問い詰めるわけですが、そこにベンが割って入ってブリーを庇います。

そもそもチャックの言動は、あからさまにブリーへの当てこすりというか、しつこい男の腹いせでしかないわけで、この件でホントにブリーを疑っているかどうかなんて、怪しいところですからね。


それでもこのタイミングでイヤな男を敵に回してしまったのは事実。

最後まで、しつこく粘ってくるでしょうね、このチャックって男は。



それにしても、今回、ベンという見方を得たことで、犯罪者がけっぷちチームにとってはホントに心強いですよ。もちろん、めでたしめでたし、という気分にはなれないものの、とりあえず、取り繕ったって感じで。



さて、夫婦仲でもめてるリネットですが、トムの恋人ジェーンが自分の娘ペニーと仲良くしているのを妬んで、二人の仲を裂こうと画策します。

ペニーも子供ですから、母親の思惑にはまって、ジェーンだけでなく父親であるトムにも会いたくなくなってしまいます。

でも、、、これって子供としては当然の反応だと思うんですよね、っていうか、いくらジェーンがいい人だといったって、父親の恋人と仲良くしたいわけないしなれるわけもないってのが普通の心情だと思います。リネットがその感情を起こすのを手伝ったのは事実としても、子供としては、父親の恋人と仲良くするっていう方が、あまり健康的じゃない気がしますよ、この段階ではね。


だけど、リネットは自分のしたことの間違いに気付き、ペニーに、トムと自分が不仲になったのは自分のせいだと正直に打ち明け、父親に会いに行くようになだめて説得します。リネットって、たまにすごく子供っぽい行動に出る者の、いつも結局は、大人として動きますよね。


リネットとトム、本当に二人には、元通りになるって選択肢はないのかな。仲直りしてほしいな、と個人的には思いますけど。



さて、ギャビーの家ではまたまたギャビーがおかしなことをやり始めます。

おかしなことといっても彼女は大まじめで、自分とカルロスが万が一、警察につかまってしまった時のことを真剣に悩んでいて、二人の娘の後見人になってくれる人が誰かいないか考えます。

仲良し4人組は全員共犯者だからダメだし・・・ってことで思いついたのがボブ&リーのゲイカップル。

ところが彼らは正直、ギャビーの娘たちは苦手。

確かにこの二人ってルックスをとってもギャビーに似たところはまるでなくて、ギャビーと並んでもギャビーの方が顔ちっちゃいし、性格や態度もちょっと、っていうかかなり困ったちゃんたち。まぁ普通は引き取ってってお願いされても親戚とかじゃなければ躊躇しちゃうかも。


だけど、ギャビーはとにかく自分たちがいなくなったときのためにリスクヘッジしときたいから、娘たちをなんとかゲイカップルに気に入ってもらおうと必死でパーティなんかを企画するんだけど・・・


結局、ホワニータの酷いいたずらでボブ&リーは怒って帰っちゃう。

でも、ホワニータの気持ちも分かりますよ、急に他の家の子になるかもなんて話を聞かされたら、不安になりますよね。



さて、一応、ベンの働きにより、若干、ホッとできるステージに入ってきた崖っぷち主婦たちなわけですが、集合住宅の工事は始まったばかりだし、チャックという面倒な男の存在もあるし、まだまだ安心はできません。






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「ビッグバン★セオリー」早くもシーズン4に入っています。

<#10 バルカン人式感情の抑圧法則 The Alien Parasite Hypothesis>


毎回、大爆笑とさりげない気付きをくれるこのドラマですが、いかんせん毎日2話ずつ見てるもので、進みが速くてブログ書きたいなーと思っても、いつの間にか日がすぎてしまって…というワケのわからない言い訳じみた話はま、いいか。


今回はどうしても記録しておきたいセリフがあったので(いや実は毎回あるんだけど、過ぎ去っていってしまうのがくやしぃわぁ~)、ブログに書き留めておくことに。


ストーリーとしては、シェルドンのガールフレンドというかソウルメイトというか、とにかく特別な友人のエイミー・ファラファウラーが、ザックっていう背が高くてマッチョな男を見て、欲情してしまった…みたいな、相変わらずのくだらなくも面白い話題。このザックっていうのは以前、ペニーと付き合っていたことがあって、ルックス的にはいかにもそんな感じの男なんだけど、ちょっと抜けてていいヤツで、私は意外と嫌いじゃないです。


エイミー・ファラファウラーって子は、女版シェルドンって感じの理屈っぽい子なんだけど、ペニーとバーナデットの女子会に自ら積極的に参加しようとするところなんかは、なんかカワイイ。なんていうか、好奇心旺盛なチャレンジャーなんですよね。


そんなエイミーがザックを見るなりある症状が出たということをシェルドンとともに検証して、その正体が性的興奮だったという結論に達し、エイミーが知性ではなく本能によって行動?したことにシェルドンはガッカリして、一度はエイミーとの別れ(っていっても別に付き合ってるわけじゃないのに…)を決意します。


アパートの洗濯室でシェルドンにそのことを打ち明けられたペニーは、エイミーの性的興奮ということであれば、シェルドン自身に解決できる手だてがあるのでは? ということをほのめかすと、妙に納得したシェルドンは、エイミーとザックを会わせ、そこで言わば直接的にエイミーの症状が解消しようと考えます。

まぁその辺のズレさ加減が楽しい今回のエピだったのですが、嫉妬をそれと分からずに問題解決に当たるシェルドンと、彼のことは友人として大切に思っていながらも彼にはまったく欲情しないエイミーというその二人の不思議な関係もユニークですよね。


まさに興味深い。


ところで、私がウケたのは、このエピの序盤で、シェルドンが、この世で最も素晴らしい数字は?正確な答えはたったの一つだ。とみんなに問いかける場面でのセリフです。

(What is the best number? By the way, there’s only one correct answer.)


その答えは73。その理由はシェルドンによると以下のようなことです。


73は21番目の素数で、73を反転した37は12番目の素数。
そして12を反転した21は驚くなかれ、7と3の積だ。
73を2進法で表すと1001001、逆から読んでも1001001全く同じ。


ホント、洋の東西を問わず、素数好きな人って言うのは世の中に一定数いるものなんですね。

そして、そういう人たちって言うのは、何番目の素数とか、反転させるとこうなるとか、そういうことがもう大好き。

工学部系に多いですが、もちろん文系でも経済、簿記的なジャンルの人たちを中心に、数字好き、素数好きは結構います。

日付が素数だと飛び上がって喜んだり、落ち着きたいときに素数を数えたりするの。


シェルドンはもちろん、素数好きなのではと疑ってはいたものの、セリフの中では具体的に表現されたことはこれまでなかったような気がするので、私の中で、ほらネやっぱり!!感がものすごい。


っていう、興味のない人にはだからなんなんだ、って話でした。

ちゃんちゃん。




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「パーソン・オブ・インタレスト」ファーストシーズンです。

<#21 運命の日 Many Happy Returns>


このドラマって、ちょっとハイテクな(←表現古っ)現代版1話完結ヒーローものであると同時に、登場人物たちに秘密を持たせて、それを少しずつ暴いていくみたいな人間ドラマ的側面も強いんですよね。


このところ数回は特に、ジョン・リースの過去を紐解いていくみたいなお話でした。

もちろんフィンチの過去やイライアスの過去もなんだけど、イライアスはこの前の回で捕らえられたから、しばらくはおとなしくしてそうかな。


今回は、ジョン・リースのお誕生日なのでってことでフィンチがジョンに休暇を与え、回想シーンもチラホラあったりしてちょっとした小休止的エピになるのかな、なんて軽く構えていたけどとんでもない、普通にジョンが大活躍でした。


ジョンが絶対に許せない種類の人間、それは弱い者いじめなんだと思います。具体的にはDV夫ですよね。もう尋常じゃないくらい敵視しているみたいで、その理由は、自分の最愛の恋人ジェシカを失ったことに由来しているようだ、ということが描かれます。


うん、DV夫はこの世で最も忌み嫌うべき人間の一つのカテゴリだし、そういう、最悪なのに法的には取り締まったり裁いたりするのが非常に難しい凶悪犯罪ヤローを懲らしめるって、ホントに現代版正義の味方でステキッって思うよね、製作者の意図通りなんだろうけど、そこは素直に認めるわ、ジョン・リースってマジ素敵。


で、実はこの時点で、ジョンはCIAとFBIに狙われているのだけれど、ニューヨーク市警のカーターおよびファスコという意外と頼りになる味方を得て、今のところ、派手に活躍してるわりには、捕まる気配が一切ないところが結構笑えるというか、興味深いです。


ファスコなんて始めはホントにただの悪徳警官のパシリというかチンピラみたいな役回りだったのに、今ではすっかりフィンチとジョンの右腕的存在になってきました。ファスコの息子とのやり取りも、彼の人間的魅力を引き出すうえで重要なツールになっていますよね。

成長しましたよ、ファスコ。しみじみ。


そして、ちょっとした脇役から、ドラマの重要人物の一人に躍り出た感のあるのが、ジョンのCIA時代のパートナー、カーラ・スタントン。

彼女は回想シーンを彩る人の一人かな、程度に思っていたけれど、中国で生き残りを殺し、ジョンに銃を向け、実際に引き金を引いたが、結局、爆破で飛んでしまった。と思わせといて生きてたギョギョッ!

ってところで、なるほど、この人は今後も重要人物の一人として生き残ったわけね、となりました。


ちょっと横道にそれますが、この女優さんアニー・パリッセといって知的かつエキゾチックな魅力をもつ美人さんで、「ザ・フォロイング」でのFBI捜査官デブラ・パーカーの役が記憶に新しいのですが、その声を当てているのが、アラナ・ケイヒル(グレイズアナトミー9)の声優さんで、これまた私的に少し混乱しています。


今更遅いのかもしれませんが、これだけ日本に米国ドラマがたくさん輸入されて、エンタメ界を席巻しているのですから、どうでしょう、俳優=声優さんの声を統一していただけませんかね。いえ業界の事情ってものがあるのは分かりますが、ドラマというのは映画と違って吹き替えで観ている層が圧倒的に多いと思うんですよ。あっちのドラマとこっちのドラマで声が違うというだけならまだしも、ドラマによって顔と声が錯綜しちゃってるみたいな現象が起こっちゃってるわけですよね。

具体的に一番気になっているのは、ギデオンの顔なのにデヴィッドロッシの声を持つCIAエージェント、ソウルですが、まぁそういうことがあちこちで起こっているわけですよ。


なんてことをブツブツ言ってみたところで現状が変わる気配はないし、よく考えるとそんなに致命的な問題とも思えないのでこの辺にしておきます。



えっと何をいいたかったんだっけ。

あ、そうそう、ともかくこのカーラ・スタントンが今後、このドラマの中でジョンにどのように絡んでくるのか、というところが楽しみです。


今回、ジェシカとの過去の顛末が明らかになったことで、ジョンへのシンパシーが強くなったのは私だけではないはず。特にカーター刑事は、ジョンへの思いが、もう他人事じゃなくなっちゃってるんじゃないかしら。絶対にルールは犯さないってタイプの人だったのに、最近ではルールも破りまくりって感じだしね。

ただし、自分の正義にはのっとってるんだろうし、まぁそこは許容範囲ってことで。




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