鎌倉フォトギャラリー 2022初秋【北条重時コース】 | 北条得宗家の鎌倉めぐり

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養老孟司教授の著書に書かれている医療や歴史の他に鎌倉散策の様子などを中心に紹介

 

鎌倉殿の13人に出演していた北条朝時。その弟には北条重時がいる。それぞれ名越流と極楽寺流を名乗っている。そのコースを。

 

【白旗神社】

 

 

まずは源頼朝の墓。好きで墓を撮る人はいない。昆虫に対して文句を言うぐらいなら、死も雷も同じようなもの。とはいえ人はいずれ死を迎える。夕方に来るのは嫌なので、必ず真っ昼間ということにしている。宝治合戦で鎌倉幕府五代目執権の北条時頼と鎌倉幕府次席の三浦泰村が戦った後の三浦氏やぐらが持仏堂跡にある。さらに階段を上がると大江広元と毛利季光と島津忠久の墓がある。大江と毛利と島津は同一族。分かる人は分かると思うけど、現代人と昔の人の苗字は同じ祖先と子孫でも違う。そこ注意。

 

【極楽寺】

 

 

北条重時の極楽寺。期待していた割に小さい寺だった。そこまで面白そうなものは、あまりない。萩が咲いていたぐらいかなあ。

 

【成就院】

 

 

今こそ恋愛成就のチャンス。みなさんも夫・嫁や彼氏・彼女らと仲直り出来るチャンスだ。成就院もまた小さい寺院なんだけど階段のところから由比ヶ浜方面を見ている。恐らく材木座海岸を見ていると思われる。見晴らしが非常に素晴らしく、また見たい。

 

【御霊神社】

 

 

ここまで歩いてきた。神社の入り口の階段をぶった切って江ノ電の線路が敷かれている。江ノ電延線はこういうところばかりだ。

 

【長谷寺】

 

 

長谷観音のジョークをぶちかましていたら、本当に気に入ってしまった。手拭いボッタクリ読経サービスなどとボヤいていたら、もう2022年のうちに三回は来ている。まずもって私は夏はよほどでないと遠出をしない。病院の検査も含めたら、日数と医療費がバカにならない。なぜ病院に通院しながら、しぶとく生きなければならなくなったんだろう。そこんとこ観世音菩薩にお願い。

 

【高徳院】

 

 

せっかくだから鎌倉大仏でも行こうと思ったら、ガイジンの団体がいてカオス状態になっていた。現代風に言うところのお前らうぜーよ的な団体で…あっコラ!石にタッチするんじゃない!喝!揚ー豚(カーツ)!と叫びたくなった。雰囲気を味わうだけでも違うんだけどね。少なくとも20代から30代前半ぐらいまでは自分があると思っていたけど、やっぱり自分なんてないという回答へと行きつく。若い人と一言で偉そうに述べても、養老孟司教授の言う若い人と、戦後生まれのオッサンの言う若い人と、は違うんだよ。そして後者の方が、どちらかというと自分の言っている若い人と同レベルだということが分かっていない。江ノ電で知る。

 

【江ノ電】

 

 

幼稚園児ぐらいまではプラレールで遊んでいたけど、そこまで電車好きではない。車内には、乗務員および他のお客様の暴力行為はおやめください、と書かれたチラシが貼ってある。酒に酔って?と言っても、今頃そこまで飲んだくれてる人いるのかね。ウチの母方の伯父なら、地元の人だ~政治家の誰々だ~文句いっぺえだ~などと、下町方言を交えて飲んでるけど。だから酒に酔うと言っても、少なくとも私から見た若い人ではないでしょ。私も飲めるけど飲まないタチなのだ。病院ということもあるけど、そもそも酒やタバコで余計なカネを使うのバカバカしいと思うからだよね。江ノ電からの景色は相変わらずサイコーなんだけどなあ。

 

【大河ドラマ館】

 

 

2022年10月7日の金曜日にちょうど入れ替わった。トキューサ(北条時房)や北条泰時などといった若手コンビが加わって、さらに源氏三代将軍のパネルが揃い、ラスボス後鳥羽上皇まで現れた。フォトスポットまで変わった。北条義時と北条政子の姉弟がお出迎え。4月分の恨みを晴らすぞい。よし今度は烏帽子が高くなるぞ。撮る。嫁が「手足短くてサイコー((´∀`))ケラケラ」などとバカにしてくる。私と小栗旬は同い年で、姉も小池栄子とそこまで変わらない年齢だと思うけど。一年半は違うから実年齢で二年差ぐらいなら、まさに同じシチュエーションということになる。詳しくないので、誰がやってるかより役名の方がしっくりくるなあ。

 

【鶴岡八幡宮】

 

 

ホラ確実に変化はあるでしょう。狛犬のマスクが取れた。ダメ首相キッシーこと岸田文雄首相は再三にわたりマスクを外すことを熱中症予防や私以上に重病な人のために推奨している。ちなみにカメラがフリーズするちょっとしたハプニングが起きてしまったので、スマホを再起動したら直った。神に拝む時なだけに統一教会がサタンを呼んできたのかと思ったワイ。10円入れたら直ったから、いわゆる鶴岡八幡宮に献金したから直ったってことにもなるけど。とはいえ木々の紅葉が始まっている。これ実は葉っぱが枯れているんだけど、我々はそう思っていない。赤とオレンジと黄色と緑と黄緑だけでないのは分かると思う。感覚は違うんだ。

 

【豊島屋】

 

 

最後にやっぱり鳩サブレー。鳩を買いに行く途中だってのにカラスが鳴いていやがる。カラスと一緒に帰りますかな。鎌倉散策するにあたって、ここまでに気を付けること。まず第一に車。鶴岡八幡宮周辺の道路は狭い。第二にスリに気を付けること。スラれたことはないけど、小町通りがごった返しているとたまに出るんだとか。そして第三に武士。どこからかオイラの命を狙っていやがる。どうやら頭の中が「鎌倉殿の13人」で目一杯なようだ。下らないジョークは抜きにしても、食べ歩きでアイスくっつけたとかは稀に聞く。そこだけは注意したい。やっぱり歴史は動いている。以前には歴史は止まっているという人がいたけど、中世史が専門の本郷和人教授が述べる通り、私も以前から歴史は動いていると思っていた。でも、それは自分の気持ち次第ということ。本当の楽しみ方を身に付けないというのは実に勿体ない限り。何でも自分中心に考えてはいけない。死を抱く街、鎌倉は私にとってのものさしである。いずれ自分もこうなるんだな~ってこと。十字架を背負って常に歩いている運命である限り、続くんだろう。

 

 

 

 

【公式ウェブサイト】

真言宗大覚寺派・成就院 公式サイト

浄土宗・長谷寺 公式サイト

浄土宗・高徳院 公式サイト

鶴岡八幡宮 公式サイト

鎌倉殿の13人・大河ドラマ館 公式サイト

江ノ島電鉄・株式会社 公式サイト