心に火を灯す | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



今回、最後に作った衣装は、

洞窟の魔神の衣装。


蝋燭の真ん中は電球が灯る。 


アラジンが魔法使いに

ランプを渡さなかったために、

洞窟へと突き落とされて、

失意のどん底にいる時に、

明かりを灯してくれる役。


原作には出てこないけれど、

私はこういう役が好きです。


私たちには

どんなに辛い状況でも、

必ず、

心に火を灯してくれる何かがある。


それを子どもたちが

感じられるように。


役を通して

感性で伝えたいと思っています。


そしたら、

役になった子が、

デザインしてきてくれました。


蝋燭に火が灯るデザイン。


わかるけど、

具体的に作るって、

布の生地感とか、

大きさとか、色とか、

明かりの付け方とか、

なかなか難しくて。


どうやって作るか悩んでいたから、

そういう時は無理に作ると

納得できないから、

アイディアが来るまで

待って待って待って、

やっとできた衣装です。


写真のは大人用で、

存在感が出過ぎるから、

マントはつけずに、

子ども用はマントつけました。


デザインを壊さないように。


私のイメージと、

子どものアイディアが合わさって、

作品は深まり、あたたまり、

仕上がっていくのです。