今年度からパワーアップクラスが
誕生しました。
とぶくじらのベースにある表現法を、
小学4年生以上の希望者が
一歩深めていく時間です。
とぶくじらの基本は、
まずは自分の良さを思いきって出してみて、
それをさらにふくらませ、
自分ってスゴい!
あの子もスゴい!
と、自分と人の良さに気づいて、
それを表現を通して楽しむ場です。
でも、
実は私の描く脚本や演出には、
師匠から学んだ
「ミュージカルの脚本は音楽的」
であることや、
立ち位置や踊りには、
どうしてもそうなるような
必然があること。
衣装の色や装置にだって、
一つ一つ深い理由があること。
その子を何の役にするかにも、
大きな意味と狙いと愛があること。
望んでいる人間関係のあり方があること。
それらは社会に出た時に、
自分を大切にできる方法で、
それこそが私から子どもたちへの
未来へのプレゼントであること。
芸術はそれを
理論としてではなく、
感性に働きかけること。
たくさんたくさん
思いをこめていること…
それを
言葉と表現指導の中で深めていく場を
やっと作り始めました。
わたしは受け取るみんなが
どう感じるか、毎回毎回
ドキドキです。
そしたら今日、
参加した子のお母さんから
連絡がきました。
「娘(小学6年)が
目をキラキラさせて
楽しかったと話してくれました」と。
そういう話を、
親子でしてくださることが嬉しいです。
彼女の喜びの経験は、
親子の会話の中で、
さらに深く沁みていくから。
たくさんあふれる情報の中で、
頼りになるのは
自分の中に刻まれた経験です。
それが喜びであるなら、
それはその子を強くします。
あんなに一つ一つの表現を
うるさく直して、
ウンチクを言ったのに、
それが楽しかったなら、
本当によかったなぁ〜
嬉しいです。
気合い入れて、
次回に向けて計画していこう!