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こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



とぶくじらをしていて、

いつも驚くのは、

ここでは意地悪な子が実に少ないこと。


最初はトゲトゲしている子も、

ここにくると優しくなります。


師匠はよく

「子どもミュージカルは命のるつぼ。

そこに飛び込めば、元気になる」

だから、

そういう

命湧き起こる場であり続けることが

大事だとおっしゃっていました。


私もその教えを大事に、 

一人一人の在り方を大事にして、

強制せず、

共生できる場所にしたくて、

その日その日の

一人一人を大事にしています。


とぶくじらを始めて15年。


今では子ども同士も、

その空間作りに、

全力を注いでくれています。


機嫌がいい日は、

より楽しく。


元気がなくても、

無理せず見守ってくれる。


合う子合わない子、

適度な距離を互いに保ち、

相手の領域を侵さず、

大切にしあっています。


人に優しくされるから、

人に優しくできる。


優しくしましょう、が先じゃなく、

優しくされましょう、が先。


これは真理だと、

師匠の学びを身にしみて感じます。


最近、

以前はとても優しかった人が、

意地悪になっている姿を見て、

寂しくなりました。


きっと、

たくさんたくさん優しくしてきて、

優しくされたい人にエネルギーを

吸われすぎて、

優しくできなくなっているんだろうな、

と、思えます。


大人は足りない人が多すぎて、

くれる人からたくさんもらうのに、

そのもらったものに対する気持ちを、

お金にして解決しようとするからなぁ。


子どもはお金を持っていない分、

気持ちで返そうとしてくれるのに。


私自身も、

気づけば気持ちを配りすぎて、

意地悪になっていないか、

いつも気をつけるようにしていますが…

大丈夫かな。


自分が優しくあれるよう、

自分を慈しむ時間も大事にしたいと

思います。