今日は名東、大府教室の合同練習でした。
体調不良や行事などでお休みが多くて、
参加した子たちのテンションは、
ちょっと下がり気味。
しかも、合同練習だと
慣れない同士が集まるから、
緊張もします。
最初の発声練習では、
緊張から仰向けに寝転がるのに
抵抗を感じて座っている子もチラホラ。
基本的にはそれもOKだけど、
今日、頑張らなきゃいけない役の子には、
「寝転がろうね」と、声をかけます。
それがさりげない、
今日は頑張る日だよ、という合図。
掛け合いコールとは、
ライブのコール&レスポンスみたいに、
軽い声を私が先に発して、
繰り返してもらうもの。
テンポがゆっくりしかついてこれないのは、
気持ちが重くなってるから。
合同練習では、
そのまま参加したら、
体はついていっても、
魂が乗り遅れてしんどくなるから、
何度かやってペースをあげていきます。
声を合わせるとは、
息を合わせること。
息が合えば、
気も合ってきます。
だんだん盛り上がります。
そして、合同練習の待ち時間に、
みんなは仲良くなっていて、
それぞれのペースで、
練習はまとまっていきました。
子ども同士の気があっていけば、
本番はよりうまくいきます。
大人が手を貸して、
整えるよりずっと大事な準備です。
私は中学生の時に、
『星の王子さま』の本に出会いました。
「本当に大切なことは、
目には見えないんだね。
心でみるってこと、
心でおつきあいするってこと、
ボクはキツネさんたちに教えてもらったよ」
私の大好きな言葉です。
いかに立派なことをしてるか、
いかに映えるか、
いかに影響を与えたか、
いかにフォローしてくれる人がいるか、
いかに上手に笑えているか、
いかにステキに魅せられているか、
みたいな見た目の評価より、
心が響く時間を過ごしたいし、
心に届くミュージカルを作りたい。
私の原点です。
※最近、『星の王子さま』をモチーフにした
ネックレスを発見しました!
写真は、そのネックレスを買った時の箱。