いよいよここから | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。




秋、深まってきましたね!


今年は寒くなるのが遅くて、

季節感がズレてしまっていますが、

もう11月!


私が指導に行っている小学校は、

12月あたまに本番。


あちこちの学校で

学芸会がなくなる中、

全校生徒60人弱だからこそ、

学校みんなでミュージカルに

取り組める良さを楽しんでいます。


学校という、

子どもたちにとって生活の中心の場で、

自分を出して表現するには、

いかに場をあたためられるかが鍵!


朝からギアをあげて、

パワフルに指導するようにします。


常に体も心も冷やさないように

動きながら、

冷静になる間も与えないように。


夢中になっていたら、

授業が終わっていた…まで、

持ってこれたら大成功。


子どもたちの気持ちの高まり、

先生たちの思いの湧き上がり、

そこにさらに着火していくことを

大事にしています。 


子どもたちに火がつけば、

あとはそれぞれが工夫したことを、

豊かに膨らませるだけ。


だいぶ、

それぞれが工夫する時期に来ました!


とぶくじらは、

12月の合同練習に向け、

衣装作成を追い上げ、

子どもたちはラストシーン以外を、

脚本を立体的に理解していく時期です。


インフルエンザで休む子もいて、

ジレンマたっぷりですが、

練習にいる子たちに理解してもらって、

休んだ子も来た時に分かりやすいように。


みんなは待ち時間もあるし、

学校行事疲れもあって、

中だるみするから、

遊び回りたい時でもあります。


自分の出番以外は紐を長く、

怒りすぎずに進めます。


と、いうことは、

レッスン中、

他の子のおしゃべりがすごいわけです。


その中で、

私が目の前の子に集中していたら、

レッスンパートの子は集中できます。


静かに座らせたら、

私はやりやすいけど、

子どもの心が冷めてしまいます。


表現する場は、

「生きた混沌」であること。


師匠から学んだこのことは、

私の指導の指針ですが、

まあ…この騒がしい中の集中、が、

まさに私の修行です。


楽しい場を作る。


その「楽しい」は、

それぞれによって違うから、

できるだけみんなの、

いろんな「楽しい」を保証したいです。


笑顔で帰っていく

子どもたちを見ていたら、

そういう場になっているかな、と、

ホッとします。


今日は一日かけて、

百眼魔君の衣装を作りました。


それは…ムカデの妖怪です!


いちよ、形になりました(ホッ)