学校のストレスはあり?なし? | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



紫陽花咲く季節です。


雨が増えて、気温も不安定で、

体調も崩しやすい時でもありますね。


私は昔から、手湿疹が

この時期に悪化してきて、

なかなか痛い日々が続きます。


ああ、ストレスだなぁ…


先日、中学校の子どもを持つ

保護者の方々とお話ししていて、

成績の順位が出るのは、

いいか悪いか、という話になりました。


私的には「どちらでもよい」と、

思います。


順位が見えなければ、

友だちに勉強のできるできないは、

バレにくくなるし、

親には言い訳しやすくなります。


「みんな、このテスト

悪かったんだよ〜」とか、なんとか。


でも、結局は、

周りはごまかせても、

受験する際に、全ては明るみになります。


親だって、

勉強のことを言う親は、

順位がテストで見えなくても、

偏差値や志望校の判定など、

言う場面は山ほどあり、

たとえ学年一位であっても、

言わない親は言いません。


本人だって、

気にして伸びるならいいし、

負けず嫌いに火がつく子もいます。


勉強諦めて、

スポーツで成績をおさめたり、

他に強みができる子もいます。


そしてなにより、

人間、生きる上で多少のストレスがあると、

自分の中で乗り越える力がつきます。


学校は、

精神的な安全地帯ではないと

私は思います。


どれだけ先生たちが頑張っても、

教育理論が整っても、

義務教育の間は、

不特定多数のさまざまな

違う考え方を持った集団で、

一つの大きな社会です。


安らぐ場面や

先生や友がいることはあっても、

学校そのものに安らぎを求めるのは、

難しいと思います。


社会で生きる力をつける場所なんだと、

私は思います。


辛いことがあろうと、

乗り越えて立ち向かっていく。


自分と他人は違うことを知り、

折り合いをつけていく。


比べられたり、

その結果、バカにされても、

立ち上がり、

たくましくなっていく…


葛藤し、切り抜けていく。


学校に行かない選択肢もあるけれど、

そしたら、

どうするのか、

現実と向かいあっていく。


そうして、

社会の集団生活を学ぶために、

その戦いで疲れても、

元気になれるために、

親や周りが、

あたたかく見守り、

元気になれる場を作ることが

大事だと思います。


成績順位が出るか出ないかより、

それに対して、

親がどんな対応をするかが重要で、

それも正解か不正解かじゃなく、

そこに親子の関係性が現れるのでしょう。


生きていく上で、

多少のストレスがあるから、

命は強くなり、

自分の限界を知り、

自分をコントロールする。


私の手湿疹も、

無理をしないように、

毎年、戒めてくれます。


一生付き合っていく自分とは、

よく話し合いながら、

仲良くありたいものですね。


親子も、

それをきっかけに、

コミニケーションがとれて、

いろんな角度から、

子どもの成長を見られるといいな。