とぶくじらの練習も、
いよいよ各チーム
それぞれあと一回になってきました。
リハーサルは
スタッフのための練習ですから、
出演者は仕上げて臨まなければなりません。
わからないところをおさらいして、
仲間と騒いでできる最後の練習。
それはすごく大切な練習です。
ミュージカルの舞台に立つとは、
共同作業です。
プロのスタッフに囲まれ、
安心して支えてもらう中で、
冒険できる場です。
本番では
みんなが演じている中にいって
スタッフが助けることは
基本的にはできません。
その時、
困ってる人を助けてくれるのは、
共にステージにいる仲間たちです。
普段の練習に、
遊んでいようとふざけていようと
ちゃんと参加していると、
周りのみんながその子の性格を理解し、
支えてくれます。
立ち位置が分かりづらい子には、
教えてくれる仲間がいるし、
小道具を忘れがちな子には、
声をかけてくれる子もいます。
踊りが苦手な子には、
さりげなく前に立ってくれる子がいたり、
セリフを忘れちゃう子のセリフを、
いつでも助けられるらように
準備してくれている子もいます。
緊張しがちな子には、
優しい声をかけたり、
笑わせてくれる子もいます。
そうして助けるのは、
仲良しだとか、
仲間だから、とか、
柔らかい言葉のつながりじゃなく、
舞台を成功させたいという、
同じ思いに向かう心意気です。
それは、
強くたくましい
立ち向かう思いです。
だからこそ、
最後の練習では、
みんなが感性を開き、
互いを強く感じようとします。
そうやって臨むからこそ、
本番はキラキラ輝き、
成功できるのです。
感性が互いに研ぎ澄まされ、
お互いが化学反応を起こし合う
最後の練習。
思いっきり楽しんできます!
第三公演、チケットあります!