うらしまと母は似たため息をつく | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



とぶくじらのミュージカルの

『うらしま太郎』では、

うらしまの母がうらしまと

ケンカをするシーンを作っています。


ファンタジーの世界に入るには、

ファンタジーの世界の中で

主人公が成長するための

動機があります。


このミュージカルでの動機は、

自分に期待する自分と、

でも、

まだ何もできていないという

自信のなさの中で悩んでいるけど、

まだ、

なにもしていない、ということ。


それでも

何かできるはずと、

お母さんに言ううらしま。


まずは何か努力しろというお母さん。


お母さんは怒ってでていった

うらしまの背中を見て、

ため息をつきます。


場面変わって登場したうらしまも、

ため息をつきます。


その時の演技指導は、

親子が似たため息になること。


2人は親子ですから、

ため息のつき方は似ているもの。


何もしていない自分を思ううらしまと、

何もできていない息子を

育ててしまったと悩む母と。


他人である役の2人が似てくるには、

互いの歩み寄りが大切です。


相手を見て、

相手の演技を感じて、

自分の在り方を考えるのもまた、

演技のおもしろさ。


どの公演も、

だんだん

親子に見えてきました!




第三公演はまだチケットありますよー!