とぶくじらの体験レッスンが
始まりました!
初めての子どもたちに、
前からいるけど成長して
また新しく出会う子どもたち、
私はその生命のみずみずしさに
嬉しくてドキドキします。
4月はとぶくじらの雰囲気を味わい、
簡単な歌を歌い、振り付けもして、
作品のアイディアを出す時間。
コロナ禍で子どもが
失いつつあるものは大きく、
積極的に場に馴染んだり、
人に話しかけたり、
大きな声を出すのは難しかったり…
みんなすごく控えめで慎重です。
それをゆっくりほぐして、
自分を出しやすくするよう、
プログラムを組んでいます。
今年は『うらしま太郎』です。
早い時期に文字化されたこの話は、
編者の意図を持って
少しずつ作り替えられています。
そこで、とぶくじらでも
紙芝居をしながら、
みんなでストーリーを考えます。
●うらしまはどうやって
竜宮城に行った?
テレポーテーション!
泳いでいった!
寝て起きたらついていた?!
●竜宮城で出迎えてくれるのは?
クラゲ、サバ、タイ、ヒラメ…
乙姫の使い、タツノオトシゴの執事…
動物愛護団体、弁護士…
●玉手箱の中身は?
財宝、ごちそう、思い出。
乙姫、宝物、カメ。
若返りの薬、蘇りの水!
麻薬で全ては幻想だったのオチ!
●うらしまには、
最後どうなってほしい?
乙姫と結婚!
やるべきことを見つけて立派な大人に!
楽しく長生きしてほしい!
他にもいっぱい!
出し始めたら、そこは子どものよさで、
出てくる出てくる!
たくさんもらった
みんなのアイディアをヒントに
7月までにストーリーを組み立て、
どんな役を作るかを決めていきます。
子どものアイディアは、
出し始めたら無限大!
気持ちも動きも、声も、
元気も、
どんどん出していきたいな!