日がな一日衣装を縫って | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

コロナ禍であろうとも、

子どもの楽しく創造的な時間を確保すべく、

とぶくじらは進めています。


昨日は、初の脚本配布後の練習。


文字では分からなかった動きが、

立体的に見えてくると、

とたんにワクワクする子どもたち。


でも、中には練習どころではなく

遊び回る子がいます。


お姉ちゃんが遊ぶ弟に

めっちゃ注意してくれます。 


ありがとう。


でも、遊びは止まらない…


で、私がその子に話を聞くと


「ボクね、今日は疲れてて

練習どころじゃなかったんだ」


「でも、遊ぶ元気はあったね😅」


「そう、遊ぶことしか出来なかった。

ごめんなさい」


「謝らなくていいよ。

事情はわかった。

たくさん遊べて良かったね」


会話終了。


遊ぶことすら、

自由にできない今の状況が、

子どもを疲れさせ、

遊ぶことしかできない状況にしている。


子どもを元気にする場が

とぶくじらですから、

怒る必要なし、だし、

謝るなんてしなくてさせません。


むしろ、遊べて良かったね。



感染しない、させない、は

大事です。


でも、制限しすぎて、

子どもが疲れすぎるのが、

私は心配です。


地域によっては、

使えなくなった会場もあります。


「レッツゴー!」って、

元気な声を出した瞬間、

注意された会館もあります。


じゃあ、どうしたらいい?


社会に反発して無理をして、

誰かを傷つけなくない。


だから、私にできるのは、

できる対策をとりながら、

言われた注意は聞き入れて、

せっせと子どもを笑顔にできる

しかけを作ることくらい。



そこで日がな一日、

衣装を作ります。


子どものデザインを参考に、

今の流行りやオシャレも取り入れて、

他の衣装の工夫も見ながら、

歴史的な意味も知りながら、

でも、なにより

みんなの気持ちが明るくなるように。


なぜ、人はオシャレをするのか。


最近は、

ミニマリストや断捨離もブームで、

服の数を減らす人も多いです。


でも、私は服は気持ちを

明るくしてくれるものだと思います。


今回の『美女と野獣』では、

タンスさんがベルに歌います。


♪もしも 気持ちが落ち込んでいるなら

私にお任せ あなたの魅力を引き出し

誰よりも 美しくいたしましょう

オシャレすれば 気持ちは明るくなって

人生は前向き 次々いいことあるわ♪


本番できるかどうかじゃなく、

その衣装をみて、

ワクワクして

明るい気持ちになってもらいたい。


そんな衣装作りを目指しています。


そして私は、

自分の気持ちを前向きにしたくて、

着るあてもないのに、

夜中にネットで

スカートをポチってしまいました💦


いつか、

あのスカートを着て、

楽しい場所に行きたいなぁ〜