雨が降る…
たくさんたくさん雨が降る…
困ったな、と、思います。
とぶくじらが借りているお部屋には、
まだ、コロナ禍の影響で、
室内では歌っちゃダメ、
踊っちゃダメ、なんてところもあり、
そういう場合は外でやっています。
だから雨だと、
できることがかなり制限されて、
困ったな、と、なるわけです。
そもそも、
こどもミュージカルをやるなんて、
コロナ禍の制限の中、
本当に大変なことを続けてるなと
思います。
でも、こどもたちが
元気になる場を確保したくて、
今年はアイディアを練りつつ、
続けています。
先日の豪雨で、
これはいよいよ参ったな、と、思い、
踊っちゃいけない会場での
新しい策を練って準備していましたが、
幸い夕方には雨も止み、
無事にその日は外で活動できました。
こどもたちは、
ワクワクしないと
心が枯れてきちゃうから、
いつも以上に踊りも跳びはねます。
コロナやなれない環境に緊張し、
ゲームしたり、
学校でも前屈みになって
胸を詰めているから、
胸をたくさんひらく振付を
夢中に踊り進めます。
ついでに、首も硬くなるから、
首を大きく回す振付もつけて。
だから、踊るほどに
こどもたちはほぐれて、
そのあとのアイディアも出やすくなり、
笑顔があふれ、嬉しくなりました。
野外で、見てる人もいたけど、
みんな夢中だから、
気にならないみたい。
よかった!
…と、安心していたのも束の間。
別の会場をとってくれている
お母様から連絡がきました。
今度使う予定の会場が、
浸水被害で使えなくなりました!
今年はハプニングが
たくさん起きる年みたい。
その度に、
どうする?
と、知恵を働かせることになり…
うんとたくましくなっています。
次から次に
いろんなことが起きて成長するのは、
物語だけの話じゃないみたい。
でも、
この度重なるハプニングと
出会ったおかげで、
乗り越える極意を手にしました。
それは、
できるだけ
楽しんで乗り越えること。
いちいち絶望していたら、
命がいくつあっても足りないから、
できるだけ笑って、
物語の主人公になったつもりで
乗り越えたい。
めげて、
立ち直れなくなりそうになったら、
いっそ、
悲劇のヒロインごっこにして、
ガッツリ落ち込みます。
そしたら、あまりにも
バカバカしくなり、
笑えてきました。
また、落ち込んでいても、
助けられて
道が開けることもあります。
次のハプニングが起きて、
新たな悩みが起きたりします。
人生は大冒険。
まだまだ道の途中。
ここまで来たら、
楽しむしかないですね!