とぶくじらの名東教室。
教室いっぱいにこどもたちが
ひしめきあっていました。
天白教室がなくなって、
その教室の子たちが
名東教室に移った子が多いことや、
通いやすい地域だから
新しい子もたくさん!
保護者説明会も兼ねているから
保護者の方もたくさん!!
部屋が熱気でムンムンでした。
とぶくじらを前からしている子が
久しぶりに出会って
盛り上がっているから、
新人さんはちょっと緊張していました。
新しくきた小さい子は
机の下にもぐって様子を見ています。
この机の下って場所、
どんな時に入るか分かりますか?
そう!
地震の避難訓練です。
小さい子たちは、なんとなく
机の下にもぐりたくなるのですが、
大きい子がテンション高く動き回っていたら、
自分たちの身が危ないので、
本能的に避難しているのです。
でも、やる気はあるから、
お母さんの側じゃなく、
机の下から様子を見ています。
しかも、音響セットを置いた、
センター少し横の私の立つ足の下から、
みているわけですから、
全体がよーく見渡せます。
自分たちでもできるかな?
おもしろそうかな?
ジッと友だちっくっつきあって
みんなの様子を眺めています。
こどもの本能的な動きって
理にかなっていて面白いです!
その小さい子たちは、
レッスン後にテンションがあがり、
みんなが帰った後の教室のロビーで、
ぴょんぴょん飛び回っていました。
お母さんの「帰るよ」も
聞こえないふり!
楽しかった証拠ですね。
大きい子たちの中に入るには
勇気がいるから、
あの子たちが参加するかはわかりませんが、
今日が楽しかった様子が、嬉しいです。
今日、説明会で保護者の方に
伝え忘れました。
『西遊記』は、
お釈迦様が出てきたり、
観音様が出てきたり、
仙人が出てきたりします。
それぞれに大事な役割を担った
個性的な登場人物たちです。
それは、仏教、儒教、道教の思想が、
この物語の根底にたっぷりと
ユーモアを込めて活きているから。
とぶくじらでも、
その思想やユーモアは
存分に取り入れるつもりです。
ですから、
宗教上の問題で
引っかかりのある方は、
参加を見送ってくださいね。
私はむかし、
日本は宗教に対して
あまりこだわりが強くないから、
なんの作品をやっても大丈夫だと
捉えていました。
でも、
過去にある小学校で
『地獄のそうべえ』をした際に、
キリスト教の熱心な方が、
この物語には我が子は参加させられないと
言われたことがあります。
たしかに宗教観が違いすぎて、
混乱したくない子、
させたくない保護者もいるでしょう。
それは主宰者として、
配慮すべき事柄です。
ですから、
今年度の参加希望者に
きちんとお伝えすべき、
大切な内容でした。
ですから、今年度、体験レッスンにきて、
参加を考えておられる方にお願いです。
今年度の『西遊記』は、
仏教、儒教、道教を交えて
ユーモラスに描きます。
決して宗教の勧誘でもなく、
上記の宗教を
バカにするわけでもありませんが、
作品の根底にある思想として
取り入れていく予定にはしています。
ご理解していただいたうえ、
参加するかを決定してください。
よろしくお願い申し上げます。