相手を尊敬する大切さ | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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秋だと思っていたら、
街のディスプレイはクリスマス。

早いものですね。

この時期には
こどもミュージカルの指導以外にも、
職員研修など、大人向けの
研修をやらせていただく機会があります。

こどもは全身で喜びをもって
伝えていくことが一番大事だと
感じていますが、大人の場合は…

私は、相手への尊敬だと
日々、強く感じます。

たとえば教える、伝える側が
こちらだとしても、
参加してくださる方には、
それまで生きてこられた人生があり、
それは、それぞれに素晴らしい
その人にしかできない
かけがえのない生き方です。

その相手の素晴らしさに気づくと、
研修会の内容でも、
こちらが相手におしつけるのではなく、
相手の求めているものだったり、
あるいはちょっと足りない部分を
補足するように
ボディートークを伝えればいいのです。

そしたら、受けてくださる方は、
なるほど!と、
素直に感じていただけます。

昨日の研修会は、
全3回のプログラムの2回目。
「人の個性を声からみてみよう」と、
いうのがテーマでした。

6人グループで、
「ピーターパン」の中に出てくる
代表的な役を一人ずつ
全部やってみて
どの役が似合うか決めてみます。

そしたら、一シーンを作って発表。

研修会で?
と、思われるかもしれませんが、
相手の声から個性を聞く、
あるいは役の性格と声の質をみるのは、
人間関係を学ぶのに
とても楽しいです。

それをやりながら、
一人一人の方の素晴らしさが、
声から見えて、
私は感動しました。

明るく全体を引っ張ろうとしてくださる方、
いろいろ工夫される方、
ちょっとひいてみんなのやり方を
尊重される方、
取り繕わずに素直にやってくださる方…

その中に、
それぞれの方の生き方や
乗り越えてこられた厚みがあり、
なんだか一緒に取り組んでいる
その雰囲気に感動しました。

お互いの違いを尊敬し、
尊重しあえたら、
世界はきっとあたたかくなる。

自分との考えの違いを責めるのではなく、
違いを知っていく、気づいていく場を
増やしていきたいし、
私も出会える方々の良さに
いっぱい気づけて尊敬していく
自分でありたいです。