とぶくじらのベースは、ボディートークです!! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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今日は、ボディートークの

マスタークラスの日でした。

 

※これは、ボディートーク協会主催の、

 指導者を育成する

「マスターコース」ではありません。

 

粟嶋が一年かけて、

ボディートークの内容を

伝えていくというものです。

 

もともと、グループレッスンを

していたのですが、

名古屋では

「一回ずつの内容ではなく、

一年かけてしっかり学びたい」と

いう方の声が多く、

3年前より、開講しています。

 

そのため、学びに来てくださる方は、

とても真剣です。

 

心のありかたや個性が、

体には素直に表れることを説明し、

それぞれの背中でさわり比べると、

みなさん、真剣そのもの!

 

お互いの違いを喜びの中で発見していました。

 

私はボディートークの指導者として、

ボディートーク創始者の増田先生の

思いを丁寧に続けることをする中、

でも、自分の得意な見方を活かして説明し、

私も日々、学ばせていただいています。

 

中でも大事なのは、

ボディートークは「施術」ではなく、

「レッスン」であること。

 

つまり、ほぐす側も

相手の体、心、生命にふれるときに、

宇宙と出会うという

謙虚さと新鮮さをもって、

学ばせてもらう気持ちを

決して忘れないこと。

 

だから、マスタークラスは、

学ぶ意欲が高い方が多い分、

私の士気も高まります。

 

今回はミュージカルの保護者の方も多いので、

そのつながりも話します。

 

「とぶくじら」は、

こどもの心や体がほぐれ、

本来のその子の良さがそのまま出せるように、

そして、その子が創造的人生を

作っていくような思いになれる場を

作ることを目指しています。

 

演技がうまくではなく、

まず、日常の疲れをとり、

その子の在り方を取り戻すこと。

 

先日、岩倉教室に来た時、

いつものかわいい声が、

だみ声になっていた小2の女の子のことを

例に話しました。

 


クラス替えで先生が厳しくなったために、

真面目なその子は、

気持ちが抑えられているでしょう。

 

その抑えられた声を、

レッスンの中でいっぱい発散して、

大騒ぎしながら、

友だちと追いかけっこしてたら、

本来のかわいい声に戻るでしょう。

 

その子のお母さんも、さっそく今日から、

その子の体ほぐしをしてくれることでしょう。

 

以前、「とぶくじら」の問い合わせの方が、

「とぶくじらと、

ほかの劇団や子役養成所は

何が違うのですか?

HPに書いてあること、

こどものよいところを伸ばすとか、

個性を輝かせるとか、同じようですが…」

と、言われました。

 

口頭の説明では、なかなか伝わらない。

 

説明しても、

「具体的には何が…」と聞かれますが、

まあ、ボディートークを知らないと、

これはちょっと理解しづらいでしょう。


「とぶくじら」では、

ボディートークがベースとなっているから、

本来の自分を取り戻しやすく、

子どもたちは、お互いにキラキラ輝き、

人を蹴落とさず、

優しく仲間とかかわることを覚え、

自分を大事にできるのです。


 みんな全員にわかってもらうなんて

おこがましいから、

こういう方もいるでしょう。


でも、「とぶくじら」の保護者の中に

ボディートークにも興味を持って下さる方が

どんどん増えているのがうれしいです。

 

個人レッスン・グループ・マスターなど、

関わり方はそれぞれですが、

ちょっとでも体験してもらえると、

伝わり方がグッと違います。

 

ボディートークがベースとなる

全身表現の魅力を、

これからも、地道に伝えていこうと思います。