ちょっと前に、鳥羽水族館にいきました。
私はアシカショーやイルカショーが
好きです。
アシカと飼育員さんが、
信頼関係で結ばれているのを
ほのぼのと感じるからです。
アシカは、人間のエゴで
芸をやらされている?
と、いうよりは、
ボール遊びの延長だったり
するんだろうなと、思えます。
私は小さい頃から主張が強い変わった子で、
自我が異様に強かったせいで、
理解されづらく、
一人でいることも多かったり、
友だちといても孤独だったりでした。
でも、自分を曲げて相手に合わせるより、
孤高の存在でありたいと
今考えると、コミュニケーションを
放棄していたんだなと、
近ごろ思います。
こどもは感覚的だから、
ふれあいの中で信頼を深められます。
私は自分の孤独な体験もあり、
こどもの言葉が
うまく伝えきれてない部分を
少しでも感じて、
わかりやすい形で伝えてあげたいと
こどもミュージカルや
親子ボディートークで、
こどもに寄り添いたいと
いつも考えています。
では、私個人としてはどうだろう?
コミュニケーションすることに対して、
成長しているだろうか…
ボディートークをしていると、
ボディートークの理論=粟嶋紀子
と、思われることも多いし、
仕事上、そう振る舞うことも
多いけれど。
実はまだまだ
コミュニケーションは
苦手なままでいる自分に気づくことは
しばしばです。
心が行き違って
ボタンを掛け違えても、
相手を私がしたことで守れていたり、
相手の今後が明るくなるなら、
それ以上、説明しないで
ひいてしまうクセがある。
アラブ人は、
何かミスをすると、
謝る以上に
たくさん言い訳をするそうです。
それは、自分を相手に
理解してほしいという思いが
強いからだそうです。
そして、言われた方もかなり、
相手の事情を考慮する文化だとか。
日本人は「言い訳無用!」の精神だから、
相手に理解を求めるより、
結果を出さなきゃいけないし、
失敗がしづらいです。
今年、直感的にミュージカル作品を
「アラビアンナイト」に
作品を選んだのですが、
「相手の違いを理解し、許すこと」を
テーマにしたのは、
結局、自分へのテーマなんだなと
思います。
たくさん話して、
掛け違えたボタンが
ちゃんと掛け直せたら、
理解が深まり、
相手への愛しさが増すことも
たくさんある。
私も昨日、
そんな体験をしたばかり。
作品を通して、
私も放棄しないで、
相手に思いをちゃんと伝えて、
相手の気持ちを理解していきたいです。
セイウチさんも信頼関係、
バッチリでした^_-☆