アラビアの音楽や世界や…前進! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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楽しかったこどもミュージカルの
余韻を感じながら、私は
もう春に向かって動き始めています。

新しい作品、
新しい世界、
新しい音楽に文化理解…

私の中は、
すでにアラビア
(次回作は『アラジン』だから)です。

昨年は『オズの魔法使い』で、
古き良きアメリカンポップスを
イメージしていましたが、
アラビアの曲となると
一気にまたイメージが変わります。

アラビア歴史背景や、
『アラビアンナイト』の
誕生経緯も勉強しています。

一番難関なのは衣装だろうなと、
民族衣装の図解も何冊か購入。

作品にふれることは、
世界と出会うことでもあります。

そして、犬山教教室が
4/24からスタートするし、
とぶくじらの規模が大きくなるから、
引っ越しも決定しました!

衣装を私の部屋でも作れて、
会議もできるように、
ダイニングテーブルも用意する予定!

とぶくじらを立ち上げた頃、
こどもは15人で、
お金もスタッフとの出会いもないから、
フリースペースについたてをして、
演目も30分だから、
大阪時代の仲間にきてもらい、
前座をやって…

アットホームで楽しかったけど、
バイトかけもちしても、
親の仕送りを受けなきゃ
生活もできなくて、大変だったなぁ

でも、みんな家族くらいの距離で、
愛しくてゆったりしていました。

作品も可愛らしくて、
とてもステキでした。

今年のミュージカルを
手伝いにきてくれた仲間は、
ミュージカルが成長しているのを、
ちょっと寂しく感じてくれていたようです。

でも、私が19歳で
師匠の元に入った時から思っているのは、
ボディートークをベースとした
こどもの全身表現を
いかにして求めているこどもに届け、
後世に伝えていくか、です。

ボディートークが、
とか、
私の脚本が、演出が、指導が、ではなく。

一つのことを
たくさんの人の思いを響き合わせて
作っていく素晴らしさ。

こども一人一人には
すごい能力がひそんでいることを
本人にも、保護者にも、周りの人にも、
感じてもらうこと。

いろんな役や作品から、
たくさんの生き方を感じて、
一人一人が
自分で自分の人生を生きることを、
選択してほしい。

そして、仲間がいるありがたさ。

 本気になる喜び。

人は優しくされるから、
優しくなれる。

こどもの本気を支えてくれる
大人はいるってことを
体ごと知ること。

…など、
そこにある精神性を伝えていくことが、
こどもの未来を明るくすると思うから、
伝えていこうと、決めたのです。

死ぬまで後何年あるだろう。

体は何年動くだろう。

頭は何年働くだろう…?

そのためにも、
ボディートークや、
こどもミュージカルの体験を
味わってくれる人を増やしたい。

私はそう思っています。

名古屋に来て丸6年。

砂漠に注ぎ続けた水から、
小さなオアシスが
育ち始めています。

それが、もう少し大きな憩いの場に
していかなきゃ、
知る人しか参加できない
小さな個人的な場になってしまいます。

私の行う指導法や、
こどもの見方は、
私だからできるのではなく、
ボディートークの捉え方から見たら、
みんなにも見える世界。

だからこそ、
そんなところも 
膨らませていきたいです。