こどもの力と教育の成果 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

{86AD745F-55E6-433A-8E4C-541B9B8DC701:01}

今日、
樫田小学校ミュージカル
『不思議の国のアリス』の本番が、
無事に大成功で終わりました。

全校生徒60人弱で作るミュージカルは、
先生方も本気になり、
学校じゅうで半年以上かけて
取り組んでいます。

作品も一時間近くある大作です!

一人一人のセリフも出番も多く、
大変でしたが、
本当に素晴らしいステージでした。

その成功は、
本番前に円陣を組んだ時に、
すでに決まったようなものでした!

児童会会長の男の子の号令は本当に熱く、
みんなの気持ちは一気に高まりました。

一つになるって、こういうことだ、と、
心から思えました。

心配していたシーンも、
バッチリうまくいき、
一人一人が自分の役割を理解し、
しっかり演じていました。

セリフの言葉の意味を理解し、
伝えようとする気持ちがあふれていました。

伝えようとする気持ちから、
手振り身振りも増え、
いきいきしていました。

小さな一年生からみんな、
全身でがんばり、
六年生は最後のミュージカルに
心を燃やしていました。

本当に素晴らしいステージで、
こどもたちの力に
なんどもなんども感動し、
一人一人の成長のドラマに
心うたれました。

樫田小学校は、
発表を地域交流発表会として、
小学校だけじゃなく、
幼稚園と地域の方と
保護者の発表も一緒に行われます。

だから、
卒業生が何人も見に来てくれます。

毎年きてくれている、
初代ミュージカル出演した女の子が、
いみじくも今日、話してくれました。

「このミュージカルの取り組みが
いかにたくさんの先生に支えられていて、
すごい経験をさせてもらっていたか、
この年になって、
分かることがいっぱいある。
今のこの子たちも、
そのうち分かって、それに感動するんだよ」

なんて嬉しい言葉でしょう。

教育の成果は、
その場で出るものだけが
真実ではありません。

学校の外部講師の私には、
その成長を見られることは、
ほぼありません。

でも、こうして、
卒業して10年以上たった子の心を
今でも暖かくできる体験になっていることが
本当に感動です。

校長先生は教職員の方々への
あいさつで言いました。

「どうせやるなら、とことんやる。
そういう気持ちで私は取り組んできたし、
こどもたちにも感じてもらえただろうと
思います」

そんな素晴らしい思いの
校長先生の作ったバラに囲まれ、
たくさんの大人の愛情に支えられ
こどもたちは、演じていました。

{5F62FF6A-5904-4699-A199-FAEF81E2A584:01}

いつか、それが、
こどもたちの未来を後押しするのだろうな。

個性がそれぞれに輝き、
その中でグングン成長していくこどもたち。

変わり(成長を)続けながら、
(大切なことや個性は)変わらずにいること。

そして、たえず脱皮しながら、
新しい自分を受け入れて羽ばたくこと。

言葉のマジックに飲み込まれず、
真実を見抜く目を持ち、
おかしなことは
キチンと言える力をつけること…

アリスを通じて、
ちょっとメッセージを
詰め込み過ぎちゃいました。

その言葉の一つでも
こどもの中に生きてくれたらいいな。

ステキな時間を
ありがとうございました*\(^o^)/*