こどもの時に育んだ記憶 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


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先日、山崎保育園の
今年度最後の授業が終わりました。

年中組は「しらゆき姫」
年長組は「ピーターパン」の
ミニ.ミュージカルを発表!

月一回のレッスンで全8回では、
作品を仕上げるというよりは、
作品を楽しむ感じです。

面白いのは、
年中組は本番でようやく
作品を味わうようになる。

年長組は、本番を見せることを考える。

一年の成長はすごいです。

「しらゆき姫」では、
私が魔女になり、
こどもが小人さん、
若い先生がしらゆき姫です。

王子役の先生が、
一回前のレッスンで
インフルになり、いらっしゃらず
練習ができなかったので、
急遽、小人さんが
魔女をやっつけることに!

本番で初めて本気になった
年中組さんは、
本気で私にパンチやキック!

痛かったけど、
大切な人を守るために
本気になった心が育ったのが
なによりです。

怖がって泣いた2歳さんも、
小人さんがやっつけてくれて、
ホッとしていました。

年長組では、
ピーターとフック船長は
先生たちにやってもらいました。

二人が戦うところで、
応援をお願いしていたら、
もう、ビックリするくらいの
応援合戦になりました。

年中組と年少組、
2歳組が見ていましたが、
みんな立ち上がって
声をあげています。

すごいなぁ~

こんなにも物語に入り込めるなんて!

それは、この時期特有の能力です。

「9歳までは夢の中」と
言われるくらいで、
小さい内は、夢と現実を
行ったり来たりして
成長していきます。

時には、
夢の世界こそが、真実になる。

だからこそ、
こどもの魂に、
大切なことを育みたい。

今年度の山崎保育園では、
「大切なことには、
本気になって立ち向かうこと」を
育みたいと思って
一年間をやってきましたが、
本番の様子を見ると、
それは次の学年にも
引き継がれたようです。

来年度の継続も決まりました。

さあ、来年度は
なんのお話をしようかな。

楽しみです!