指導者に課せられた宿題 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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だんだん秋が深まり、冬が近づくと、
「とぶくじら広場」の本番への
足音が聞こえて、焦る主宰者の私。

でも、こどもたちは、
この時期に親しさが増し、
遊びたくなる時期。

師匠の増田先生は、
“胸突き八丁”の時期と言います。

ここをいかに乗り切るかが、
指導者の手腕にかかるところ。

私はまだまだ幼いなぁ…

ゆとりより焦りになります。

こどもに練習してほしいし、
作品は12月の合同練習までに、
できたら、最後までやっておきたい。

天白教室だった今日は、
会場の使い方から始まって、
説教くさいレッスンをしてしまいました。

こどもはおやつ後、楽しんで、
机の下にもぐってまで
ゴミを拾って掃除してくれたし、
ソファで飛び跳ねるのも減った。

練習は騒がしかったけれど、
やるべきところはやれていた。

でも、私は思っていました。

もう少し、ちゃんとやってほしい!

今日のレッスン後、
小学2年の男の子が、
「感想を言いたい!」と言ってくれたから
久々に感想を言ってもらうと…

レッスンでの課題を
小学4年の女の子たちが
言ってくれました。

もっと、みんな、ちゃんとやろう!

ありがたいです。
こどもが、こども同士で言い合うのが
一番、重みがあります。

でも、今日はケンカになった子もいた。

危なかっしい場面もあった。

私の指導する息が固く、
みんなの心が固くなっていたからです。

ダメだ。

あの感想は、レッスンに
取り組めていないこどもたちを、
こどもの方から、
変えようとしてくれているけれど、
たしかにそれは必要だし、
ありがたいけれど、
こんな感想を言わせたのには、
私にも責任がある。

「レッスンの内容が濃く、魅力があれば、
こどもはレッスンに必ず入ってくる。
だから、指導者は、
常に濃い内容を準備しなくてはいけない」

師匠の言葉です。

もっと、魅力的なレッスンにしていれば、
もっと、みんな夢中になれるはずなのに。

みんなが、レッスンより
自分勝手に遊ぶ方が楽しいようじゃあ、
クジラが飛ぶような奇跡は起こせない。

とぶくじらの意味がない。

よし、
次回のレッスンに工夫を加えよう。

そして、小学4年の女の子たちの
熱い気持ちの力も借りて、
さらに深いレッスンにしていこう。

改めてレッスンを練り直す宿題を
もらったレッスンになりました。