こどもミュージカル「ピノキオ」に
取り組むこどもたち。
「とぶくじら広場」、
各教室で一斉に起きている問題が
“本来の自分を発揮する”のと、
“好き勝手”やる区別がつかないこと。
自分を発揮するために、
一度は内側がオープンになり、
ハチャメチャしたくなる。
でも、そこから先は、
自分でしていいことと、
悪いことの区別をしていく。
三歳までは難しいですが、
それ以上は少しずつ考えてほしい。
規則をつくることは簡単だけど、
自分たちで分別をつけてほしい。
そこで、まず、北教室で話をしました。
もし、みんなが自分たちで考えるより、
規則を守る方がラクなら規則を作るよ。
みんな、神妙な顔で聞いていました。
神妙さが苦手で、茶化す子が数名。
でも、それに流されず、
ちゃんと聞いてくれた子がほとんど。
そう、流されずに、
自分の態度を自分で決めること。
ピノキオの物語のテーマと、
こどもたちが合致して、
少しずつ成長していけそうです。
大人がこどもたちにできる
最大のプレゼントは、
自分で生きていく力をつけるための
考え方を伝えることだと思います。
多様化する時代に、
自分で生き方を選び、
責任を持って生きることを伝える。
そのための一歩を、
踏み出せた気がします。
これからも、大いに
こどもたちと話していきたいです。