昨日は保育福祉専門学校の授業。
人の内を積極的に捉えるレッスンから
もうすぐ発表する
ミニ・ミュージカルの練習。
学生たちが、自分たちの演技を
一つずつ工夫し、積み上げて行く姿は
本当に素敵です。
迫力が出てきたフック船長。
その船長を引き立てるシュミーも
ピリッときいた演技!
海賊のコンビネーションもUP!
フックの次の海賊ボスも登場!
ウェンディ、だんだん前に出てきた。
ティンクの積極性、バツグン!
子ども役もセリフのタイミングを
楽しみ始めてる。
ピーターも本来の個性が出てきた!
星の精の悩みながらも
前座の工夫をしている様子もいいね。
繊細に始まったことが、
だんだん大胆になってきて、
気がつくと夢中になれたら、
それは本当の力になっていく。
みんなが夢中になり始めているのが
私の喜びです。
夢中になりだすと、
毎回、最後に書いてもらっている
感想にも言葉があふれます。
私はみんなの思いを
いつもこの感想文からもらい、
また次を踏み出しています。
そのうちの一人が、
昨日は作品の登場人物のイラストを
感想に描いてくれていました。
よく見ると、役の一人一人が、
ちゃんと本人をイメージして
描かれている。
その人たちがよくする表情や
好きなものが一緒に描かれていて、
しかも、その絵には悪意はなく、
愛情にあふれていて、
彼女の絵に、
みんなの内を見る力を感じました。
学生たちは、今、
社会に出る前に、
自分の人生に方向性を見出そうと、
悩んだり苦しんだり、
仲間と手を合わせたり、
孤独を噛み締めたり…
美しいなぁ!
掛け値なしに、
自分の人生を生きられる時期。
感性を研ぎ澄ませ、
自分の内側、人の内側にふれ、
物事の本質を捉えられる力を
少しでも養って、
社会に出てほしいです。