全身でかかわろう | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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昨日は大府(愛知県)の表現教室
「にじいろくじら」の日でした。

こどもの表現教室にもかかわらず、 

表現したいというよりも、

私と遊びたい子が多いのが、

この教室の特徴です。


そういう時は、こどもに乗るのが、

「にじいろくじら」流。


保護者の方からしたら、

もっと表現する教室じゃないの?

何が身につくの?


などと、疑問があるかもしれませんが、

(にじいろくじら)の大きな主旨が、

こども本来の元気を取り戻すこと。


家の子は元気よ!


と、思われているかもしれません。


でも、子どもだって、

それぞれの社会でがんばって、

ストレスを抱え、

なにかをたくさん

乗り越えながら生活しています。


おとなに、マッサージや、癒し空間、

温泉などの

リラックスタイムが必要なように、

こどもにも、時々、元気を取り戻す、

「生命あふれる混沌」が

必要なのです。


こどもたちは、

私に「鬼ごっこしよう」と持ちかけ、

捕まえてもらうのを待っています。


…のはずが、

近づいてきて、蹴とばされるは、

飛びかかかられるは、

舐められるは、かみつかれるは・・・


みんなが、体当たりしてきます。


さすがに、私、

もう結構な年齢なんですよ~と、

思いつつも、

やっぱり、私も体当たりで

返していきます。


持ちあげて、ぐるぐる回して、

ホイッと飛ばして、くすぐって・・・。


なにかに対して、

本当は全身で体当たりしていきたい。


自分の手で、力で、

なにかをちゃんと乗り越えていきたい。


こどもの本能が、

こういう中で育っていきます。


時々、「そんなふうに痛くしちゃダメ!」と

言ってくださる保護者もいますが、

いえいえ、今、この子は、

体当たりで人生の試練を

楽しく乗り越える練習をしているところ。


止めなくていいんです。


さあ、いくつくらいまで、

こういう体当たりの

全身表現ができるかはわかりませんが、

体力の続く限りは、

こどもが心ごと、体ごと

体当たりできる存在でありたいです。


ほら、「せんたくかあちゃん」が、

たくさんのわがままな鬼を前に、

「まかしとき!」というように、

私もたくましくなろう!!