いろんな意見を栄養にして | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



朝の情報番組、『スッキリスッキリ!!』には

商品開発部というコーナーがあります。


今朝は30代向けのスニーカーの

試作品を見てもらうという

段階を放送していました。


司会やコメンテーターの

テリーさんや加藤さん、

大沢あかねさんが好き放題言って、

開発部の方は困惑の表情。


せっかく一生懸命作ったのに。


そんなに言うなら

自分でつくりなさいよ。


あんたたちが言うから

スケルトンにしたんでしょう?


なんて、不満の気持ちも

出てきてもおかしくないような

微妙な雰囲気。


むかつくだろうな~

くやしいだろうな~


と、思えるぐらいの映像でした。


でも、このコメントが

実はすごく正しい。


無責任な意見だからこそ、

可能性を秘めていて、

真実を含んでいて、

発展性がある。


靴下とスケルトンの靴が合わさって

一つのデザインをつくりだす

開発部の方の発想はすばらしい。


だったら、こども用くつにして、

靴下をはくと、ウサギさんが

笑い顔になったり、

白クマがパンダになったり、

遊び心で楽しめる形にすると

いいという、ゲストの意見は

いかにもおもしろい。


そもそもスニーカーが

すける必要があるのか?という

加藤さんの意見は、

自分が言いだした

スケルトンのアイディアにもかかわらず、

潔く切りかえるところも

必要なのかもしれない。



この開発部の方の最大の弱点は、

コメントに対して

言われた通りのものを

形にしていたこと。


もっと、ぶれない思いがないと、

商品としては弱いんだなと。


改めて、物事の考え方の

大切な軸を教わった気がしました。


商品開発部の方、

すごく悔しそうに、唇を噛んでいました。


その闘志で、きっと

すばらしいスニーカーが出てくるのを

また、テレビの前で

待っていたいと思いました。


さっ、私もこどもに

ダメ出しされた脚本を直すぞ!!


人の意見を聞き入れるのは、

必死に考えてきた成果で

あればある程、くやしくてたまらない。


でも、まだまだ

開発の余地があるってことだもんね!!