今日は専門学校の授業の日。
前期の間、ローテーションで
四クラスをみていく
最後のクラスになりました。
今日出会った学生たちと、
ミニ、ミュージカル
「ピーターパン」を
仕上げることになります。
少ない回数で仕上げるため、
出会って早々、今日は役決め。
役決めをすると、
一人一人の内側がフワッと
見えてきます。
この人もあの人も
ピーターパンにしたい!
ウェンディには誰を選ぼう?
もし、タイガーリリーを出すなら
この子がいいんだけど、
今回は出ないからなぁ~
など思い、
私の心は千々に乱れますが、
今回のこのメンバー、回数で、
仕上げるのに、最善を尽くすのみ。
限られた時間と空間の中で、
感性を研ぎ澄ますと
グンと成長する。
学生に育ててもらっています!
配役を決めるのは、
その人に一番息が合う役にします。
勉強でもなんでも、
やりやすい所からやるのが
一番だからです。
つまり息が合う友達とは
仲良くなりやすいように、
息が合う役ならやりやすいんですよね。
そして、次に互いの関係性。
この二人を組み合わせたら、
互いの感性が刺激しあって
さらにふくらむというペアに
していきます。
とくに、
ピーターパンとティンクのバランス、
ピーターパンとウェンディ、
フックとシュミーの相性なども
息でみていきます。
単独で輝くのか、
グループで輝くのか、
それも決め手です。
今回のクラスは、
最後にイベントでこどもたちに
見せることになります。
短い時間だから…なんて、
言い訳は通じません。
みんなが本気になれる
配役を心がけました。
でも、本当はピーターが
やりたかったな、
ティンカーベルになりたかったな。
この役、気に入らないな…
って、ことも見えていて、
ちょっと切ないです。
でも、だからこそ、この時間に、
この役でよかったと思える
作品にしていきたいです。
学生の個性に力をもらい、
みんなと仲間になりながら
最高の舞台をつくるぞっ!