人生には、キーパーソンとなる
人が誰にでもいますね。
年長さんのとき、幼稚園にきた
人形劇のあまりの
すばらしさに感動して、
人形劇団京芸のつげくわえさんに
弟子入りしたいと言いました。
小学2年生のとき、
とにかくたくさん歌を教えてくれた
声があたたかい古橋先生のもとで、
私は小さいながらに
アシスタントを申し出て、
楽譜管理をさせてもらいました。
小学4年生のとき、
ミュージカルの増田先生に出会い、
喜びにあふれ、大きくなったら、
そこでリーダーになりたいと
心に誓いました。
小学6年生、
藤野さんという
ラジオDJのお姉さんに憧れ、
自分でラジオ番組を作り、
テープにとっていました。
中学1年のとき、
国語の沖村先生が
辛いときにはいつも寄り添ってくれて
私もいつか悩んでいる
こどものチカラになりたいと、
思うようになりました。
中学3年の塾の田中先生が、
哲学や教育の面白さを
教えてくれました。
高校3年の古典の能智先生が、
平家物語を声に出すと
すばらしいことを見せてくれ、
声の力を知りました。
そして大学1年の時、
こどもミュージカルの増田先生の
弟子になりました。
アルバイト先のドーナツ屋さんでは、
すばらしい店長さんに二人出会い、
接客業の奥深さを知りました。
人生のキーパーソンを点でつなぐと、
私の今の人生が必然であることが
見えてきます。
その人たちのおかげで今の私があり、
私はその人たちがくれたあたたかさを
次の人たちに返していきたいと、
いつも思うのです。
誰かと出会い、短時間でも
一緒に過ごした時に、
お互いにとって幸せな瞬間になるよう
ボディートークやミュージカルの場を
作っていきたいです。
専門学校の学生たちが
悩みながら進んでいる姿は、
美しいと思います。
こどもながらに、
がんばる生命は力強いと思います。
その時、私も誰かの
キーパーソンになれたら、
かっこいいなぁ~