昨日は「とぶくじら広場」
天白教室の日。
ここには、元気印の男の子が
何人かいます。
あれ？
一人、元気のない子がいます。
よく見ると…小指に包帯が！
実は小指を骨折して、
今回は休ませようとしたら、
本人がどうしても見学にいくと
聞かないから、
よろしくお願いします、と、
お母様から連絡を
いただいていました。
「ここは楽しすぎるぜ～」と、
言ってくれた彼だけに、
元気ないのが心配です。
でも…レッスンが始まると、
ウズウズし始めました。
みんなのテンションがあがってきて、
彼のテンションも
あがってしまっています。
あんまり動いちゃいけないよ。
言って止まる子なら怪我はしません。
そこで、彼には『ピノキオ』の
ゼペットじいさん役で
みんなの中心にきてもらいました。
横で座っていると、
見えないところでイタズラしてしまう。
だから、見えるところで、
活躍してもらおうと言うわけです。
おじいさん役なら
暴れることもできません。
彼は本来のユニークさで、
小さなかわいい、おもしろい
ゼペットじいさんの役割を
見事、やってくれました。
彼の発想力に、みんなも刺激され、
ますます楽しい
表現の時間になりました。
小指、折れていますけど…
と、なにもしなかったら、
せっかく来たのに、
気持ちが萎えてしまいます。
どんなに調子が悪かったり、
思うように動けなくても、
やれることがある！
やる気があるなら、やってみよう！
私はそう思います。
もちろん、本当に無理な時は、
見学も大切だし、絶対安静ですが…