ゴールデンウィークがあけました。
私はJAZZストリートに行ったり、
野草カレーを作りに行ったり、
楽しい休暇を過ごせて、
元気いっぱいです!
私の住まいは通学路に面していて
水曜日からまた、朝にはにぎやかな
小学生の声が聞こえます。
長い休み明けは、
学校がしんどい子には、
ちょっと辛い時です。
友だち関係にも、いろんな
変化があらわれますね。
こどもたちも悩み、傷つき、
それでも自分なりに、
解決の糸口を一生懸命模索して、
新たに生活を立て直しています。
「とぶくじら広場」でも、
こどもたちの成長が
著しく見られます。
そんな変化の激しいこの時期は、
私に飛びつく子が、もっとも
多い時でもあります。
だいたいどの教室にも、
私におんぶされたまま、
最初から最後まで
レッスンする子がいます。
先生におんぶしてもらうというのは、
一番安心できる場所で、
一番みんなが見えるところから、
受動的にレッスンに
参加できるということ。
どういう意味かというと…
先生に危害を加える子は
いないし、高い場所だし、
背中はあたたかいから
安心なのです。
そして、みんなの前に立っているから
全体がよく見えて、
自分がどこにはいろうか、
考えることができます。
最後に、私がおんぶしたまま
歌ったり踊ったりするから、
一緒になって体験できます。
小学生になるとさすがに重いし、
時々、首がしまって苦しいけれど、
そういう気持ちの子は、
自分でしっかりつかまらせたまま
レッスンします。
私の背中で安心して、
自分の入る場所が見つかるなら、
そのくらいは大丈夫!
一回やったら、毎回やるハメになる?
そんなことはありません。
一回しっかりやったら、
こどもなりに満足します。
もし、また期待してきても、
次は無理だと断れば、
本当にして欲しい時に頼みたいから、
こどもはあっさりひいてくれます。
私は転ばぬ先の杖を渡すより、
転んでも自分で立ちあがれる強さを
こどもには持ってほしいと思います。
そして、そんな時に、
安心できる場や、ホッとできる空間に
私自身もなっていたいし、
そういう場を作っていたいです。
だって、レッスンの始めは
緊張してこわばった表情も、
レッスンを終えたおんぶちゃんは、
こんなに柔らかな笑顔をするように
なっているから。
この顔が見られるなんて、
すばらしいじゃないですか(*^◯^*)