最初は元気が爆発します!! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



「とぶくじら広場」北教室が、

いよいよレッスン・スタートしました。


以前からいた子も、新しく入った子も、

みんなで一緒に、

前回のレッスンで振付した

『ピノキオの歌』を踊ります。


「あっ、オレが作った踊りが入ってる!」

喜びの声も聞こえてきます。


後半は悪役の踊りを

即興で作ってみます。


ヤンチャが得意な子たちが

どんどんアイディアを出してくれるから、

ダンスを教える時、難しいはずの

裏打ちのリズムで踊るのも、

みんなサラっとやってのけています。


そりゃそうです。


裏打ちのリズムの振付を、

自分たちで考え出したから

踊れちゃうのです!


すごいな~~~!


と、ほのぼの喜んでいますが・・・

昨日のレッスンは、かなりにぎやか。


終わるころには、私はぐったりです。


今まで来ている子は、初回の体験レッスンで

その気持ちを爆発させているから、

おだやかにしていますが、

今回、初めて「とぶくじら広場」に来た子は、

この空間が自分を認めてくれると分かり、

いったん、ヤンチャさが炸裂するからです。


本当に自分を認めてくれるの?

どのくらいのことが許されるの?

この人は信用できる大人?

自分はどれくらいヤンチャなんだろう?!


次々、こどもが、無意識の中で

自分の意思を示しているのが伝わります。


特に、日常生活の中で

本音を押さえつけられてきた子は、

開放されたことにより、無茶をします。


レッスンを邪魔したり、

あえて嫌がられることをしたり…。


大丈夫。

そんなことしなくても、

あなたの良さをちゃんと見てるよ。


そう伝えるようにフォローしていきます。


時には、

自分を受け入れてくれる友達ができて、

嬉しすぎてプロレス技をかけてしまう。


あたたかなふれあいを求めるからですが、

ちょっと手加減を知らないこの場合は、

私が相手をします。


遊びに交じって、友だちからちょっと離して

私がプロレス技をかけつつ、背中をほぐします。


最初は悲鳴を上げて喜んでいた子が、

体ほぐしには、フニャッと脱力になって、

「これ、気持ちいいわ~」と、

レッスンで穏やかになり始めます。


こうなれば、もう、

後はその子の素直さが出てくるばかり。


押さえつけるから、暴れる。

開放すれば、素直さを取り戻す。

だから、まずは、開放しよう!


でも、縮まったままや、

曲がったままの心や体は、

緩めて、ほぐさないと、周りがケガをします。


最初の3回くらいは、

その開放の爆発が続くから、

ケガがないように見ながら、

おとなしい子の気持ちも大事にできるよう、

フォローしながら進める、神経が必要な時期。


でもネ、こどもが開放された時に見せる

その子の個性のすばらしさを見られるから

やっぱり、たのしくて手仕方ない!


さあ、今日は南教室!!


ここでは何をしようかなあ??!