傷つくと優しくなれる? | こどもの心はミュージカル!

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こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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高校時代、演劇部に
青春を燃やした私は、
あの頃のセリフをよく
人生の岐路に思い出します。

あの頃は若くて、
分からなかった言葉の深さを
今になって、しみじみ思うのです。

「傷つきなさい。
傷つけば傷つくほど、
優しくなれるのだから」

鴻上尚史さん脚本
『天使は瞳を閉じて』の
マスターがバーに来る
仲間に言うセリフ。

そして、色んな事件の後、

「傷つけば傷ついただけ、
底意地の悪くなるヤツだっているよ」

と、自分のことを揶揄します。

私は、傷つくことがあると、
私はどちらの道を選ぶのか、
心に問うのです。

傷つくのは、
決して幸せじゃない。

だから、ふと気を抜いて、
その出来事に主観的になると、
怒りや恨みが湧いてきて、
底意地が悪くなってしまいます。

そこから学べることはなに?

助けてくれる人はいる?

大丈夫。
生きている限り、
いいこともいっぱいある。

私は傷ついても、
優しくなれる道を選びたい。

とは言え、
年齢とともに傷も増え、
なかなかピュアではいられないけど
だからこそ、
ちゃんと自分に問うていたいです。

傷ついた、先を。

でもね、
何って本音は傷つきたくない!

だからこそ、
あたたかさや優しさを
できるだけ
周りと共有していたいです。